日本銀行が「2019年頃までに物価上昇率2%を達成する」としていたアベノミクスの目標を削除したことが分かりました。
アベノミクスは市場に大量の資金を提供することで円の価値を下げ、物価を引き上げるという政策です。当初の予定では2019年を目処にして、この物価上昇率の目標を達成する見通しでした。
しかしながら、増税による景気後退や個人消費の低迷から物価上昇率は達成できず、2018年の情勢から日銀は達成を不可能と判断し、削除を決定したと見られています。
事実上のアベノミクス失敗を認めた形だと言え、今後の政府対応にも注目が集まっているところです。
「物価上昇2%」、達成時期の文言を削除 日銀決定会合
https://www.asahi.com/articles/ASL4V4W0QL4VULFA01R.html
日本銀行は27日の金融政策決定会合で新たな経済・物価見通しを示し、「物価上昇率2%」の目標達成時期について、「2019年度ごろ」としてきた表現を削除した。日銀は早期の2%達成を目指しているが、これまで6度も達成期限を先延ばしにしている。今回達成期限を削除して、今後の「先延ばし」の批判を避ける狙いもあるとみられるが、達成期限が不明確になることで「早期達成」との整合性も問われかねない。
日銀2%の物価上昇目標の達成時期を明示することを止めました。「2年で達成」を宣言してから5年。6回繰り延べしたせいで日銀に対する市場の信認が低下したので、予想を語るのを止めたわけですから、「大失敗」と総括すべきなのに見出しは「日銀、長期戦に転換」。例の「転進」ですね。
— 内田樹 (@levinassien) 2018年4月28日
「こうなると、企業業績も雇用も好調な日本で、無理な緩和策で物価を上げる必要がどこまであるのか、という根本的な疑問が改めて持ち上がる。日銀が巨額の国債や投資信託を買い支え続ける意味はあるのか。安倍政権の意向でやめられないのではないか…」と原真人編集委員https://t.co/fuLXj5HyMg
— 冨永 格(たぬちん) (@tanutinn) 2018年4月27日
【出鱈目】日銀が「物価上昇率2%」目標達成時期を削除!これまで6度も達成時期を先送りしてきたが、とうとう目標自体を削除!
しれっと消したんだな。
公然と“敗北宣言”をしろよ💢
この5年は何だったんだ。
ウソノミクスの無意味な5年… https://t.co/4ITKFWZCT3— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年4月27日
昨日は安倍首相の無能と
弊害が国内外で明らかになった日だ。
南北首脳会談で安倍外交の失敗が証明され、
日銀が2%物価目標を削除し、アベノミクスの失敗が証明された。
外交も経済も失敗し、内政を腐敗させた責任を取って辞任してもらうしかない。— 俵 才記 (@nogutiya) 2018年4月28日
【これで永久に政策大失敗の総括はなくなった】日銀の政策決定会合で、2%の物価目標達成時期を削除。すでに6度目の達成時期を延期。いまや金融緩和の効果はなく物価は石油などエネルギー価格に連動するだけ。まさかイラン核合意破棄を「期待」してませんよね。https://t.co/rF2RPhev9H
— 金子勝 (@masaru_kaneko) 2018年4月27日
異次元緩和の失敗、明らかに 無理な日銀政策、正常化をhttps://t.co/haA3cGHnZ3
⇨何年も前から色んな人が警鐘を鳴らしてるのに、ようやくこういう意見が表に出てきた。安倍政権も金融緩和もそろそろ限界ということか。— 毛ば部とる子 (@kaori_sakai) 2018年4月27日
いいね!しよう