北朝鮮の金正恩委員長が日本政府の外交に疑問を投げ掛けていることが分かりました。先月の南北首脳会談で韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が金正恩氏に日本の拉致問題の話をしたところ、金正恩氏は「なぜ、日本は直接言ってこないのか」などと反応していたとのことです。
金正恩氏によると、日本はアメリカや韓国を通して言ってくるだけで、直接的なやり取りが殆ど無かった模様。具体的な発言内容として、「韓国やアメリカなど、周りばかりが言ってきているが、なぜ日本は、直接言ってこないのか」というような金正恩氏の言葉が報道されています。
これが事実だとすれば、日本政府と金正恩氏のやり取りが全く無かったことを意味していると言え、発言の真意を巡って国内でも意見が割れているところです。
「なぜ日本は直接言ってこないのか」金委員長 拉致問題で発言
https://www.fnn.jp/posts/00391688CX
政府関係者によると、南北会談で文大統領から、日本が拉致問題の解決を求めていることを伝えると、金委員長は「韓国やアメリカなど、周りばかりが言ってきているが、なぜ日本は、直接言ってこないのか」と語ったという。
拉致問題に関する金委員長の発言が明らかになるのは、これが初めて。
この発言は韓国側から伝えられたもので、政府は、金委員長の発言の真意を慎重に見極めることにしている。
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