5月12日10時29分ごろに長野県北部で発生した地震について、気象庁は「長野北部から山梨県南部に存在している活断層帯が震源と見られる」と発表しました。
この活断層帯は「糸魚川~静岡構造線断層帯」に位置している場所で、政府の地震調査研究推進本部が巨大地震の発生を予測しているエリアの一つです。
糸魚川~静岡構造線断層帯はフォッサマグナ(中央地溝帯)の西側にあり、広い目線だと熊本地震があった九州とも繋がっています。2014年11月22日にはマグニチュード6.7の強い地震が発生し、長野県を中心に多くの被害が出たこともありました。
気になるのは活断層帯で強い地震が起きると、それに刺激される形で周囲の断層でも地震が増えることです。気象庁の発表だと、「今後1週間程度は同程度の地震に注意」となっていますが、その範囲に収まるかどうかはちょっと分からないのが現状だと言えるでしょう。
東日本大震災の時も本震の数日後に長野県で震度6クラスの地震が起きていますし、今後も強い地震が起きうる可能性があるとして、周囲の地震活動に注意・警戒が必要です。
平成30年5月12日10時29分頃の長野県北部の地震について
http://www.jma.go.jp/jma/press/1805/12a/201805121230.html
糸魚川静岡構造線
https://ja.wikipedia.org/wiki
糸魚川静岡構造線(いといがわしずおかこうぞうせん、英: Itoigawa-Shizuoka Tectonic Line, ISTL)とは、親不知(新潟県糸魚川市)から諏訪湖を通って、安倍川(静岡市駿河区)付近に至る大断層線で地質境界でもある[1]。略称は糸静線(いとしずせん)。
🆕長野北部M5.2 震源は「糸魚川−静岡構造線断層帯」引き続き警戒を!⚠https://t.co/2rsrU78P7V
きょう午前に起きたM5.2の地震について、気象庁は会見を開いた。今後1週間程度は同程度の地震に警戒を!
「糸魚川−静岡構造線断層帯」では、2014年にM6.7の地震が発生している。 pic.twitter.com/P3Ad268l51— ハザードラボ 防災防犯News【公式】 (@hazardlab) 2018年5月12日
2018-05-12 10:29:30頃 最大震度 5弱 マグニチュード5.1(震源の深さ10km)の地震がフォッサマグナの糸魚川ー静岡構造線にあたる長野県北部で発生しました。 #EQMJ pic.twitter.com/HIHd96KRwb
— 電気ミント (NoNuke NoWar) (@denki_minto) 2018年5月12日
USGS(米国地質調査所)の観測によると、日本時間5月12日AM10時29分に長野県北部の深さ14kmでM5.1に地震が起きました。気象庁の観測では深さ10km、M5.1、最大震度5弱でした。震源は、糸魚川・静岡構造線の東側であり、この構造線の断層が動いたようです。 pic.twitter.com/lAlKUF8OWe
— TakechiTooru/TokyoJP (@TakechiTooru) 2018年5月12日
平成26年11月に神城断層の一部がずれ動き、最大震度6弱を観測した地震と震源が近く、地震のメカニズムも似ている。神城断層など複数の活断層からなる『糸魚川ー静岡構造線断層帯』の周辺では、いつ大きな地震が起きてもおかしくない➡画像は何となく保存していたものhttps://t.co/sYPLNVg5pA pic.twitter.com/uSGabUjZWs
— アグネス (@agnes2001hisae) 2018年5月12日
長野で震度5弱の地震。震度分布を見ると、糸魚川静岡構造線と諏訪湖から延びる中央構造線に沿った場所の揺れが大きい。地震波を伝えやすく、刺激したかもしれない。特に長野新潟静岡愛知の方は気にしておくべき。ちなみに中央構造線の西の端は熊本。 pic.twitter.com/yB66Ifl28A
— まんば (@manba36) 2018年5月12日
言葉や文化などいろいろ違いのある「東日本」と「西日本」。その境目とされる「糸魚川ー静岡構造線」という断層があるんだけど、大昔はここから東は海で日本は真っ二つだった。その地理的隔離でホタルの求愛のための光り方が東日本と西日本で違いが出てきて、両者が交配することはなくなったらしい。 pic.twitter.com/L0iNzK1Epl
— 川崎悟司 (@satoshikawasaki) 2018年5月9日
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