日本大学のアメフト問題が海外メディアでも取り上げられていました。ニューヨーク・タイムズは「日本中に広がるフットボールの衝撃」というようなタイトルで報道し、日大選手の記者会見などを紹介した上で、パワハラ問題や権力者への従順、チームへの忠誠などが複雑に入り乱れている問題だと指摘。
日本特有の社会構造とも絡んでいるとして、フットボールを枠を超えた社会問題になっていると報じています。海外から見ると日本の権力構造や社会システムの異常性が目立つようで、そのような点に焦点を当てている感じでした。
一方で、昨夜の日大の緊急記者会見について、関西学院大学の被害者の父親がコメントを発表し、「指導者2人に対して体の震えが止まりません」と日大に怒りをぶつけています。
今後は任期満了で議員活動も辞めて、日大のアメフト問題と息子のために出来る限り取り組むとしていました。
ニューヨーク・タイムズ
https://www.nytimes.com/2018/05/22/sports/football/
日大アメフト問題を米紙も報道…権力者への従順が評価される日本の特殊性伝える
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/sports/20180524-134-OHT1T50038.html
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は22日、悪質タックル問題を詳細に報じた。日大選手が謝罪会見を行った様子や談話も盛り込んだ。
関学大被害選手父、次回市議選は出馬せず「残りの人生かけこの問題に向き合う」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180524-00000046-dal-spo
日大アメリカンフットボール部との定期戦で悪質タックルを受け負傷した選手の父である奥野康俊さんが24日、フェイスブックを更新し、前夜行われた日大アメリカンフットボール部の内田正人前監督と井上奨コーチの会見について「指導者2人に対して体の震えが止まりません」と怒りをにじませ、現在務めている大阪市議選に次回は出馬せず、今回の問題の徹底究明に乗り出すことを明かした。
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