福島第一原発事故で発生した放射性物質が今も東京湾の奥部に大量蓄積していることが分かりました。
この調査を行ったのは近畿大の山崎秀夫・元教授らのグループで、首都圏に降り注いだ放射性物質が河川を通じて東京湾の奥に集まっていることが判明。
長期観測結果を米科学誌プロスワンに発表し、「蓄積した放射性物質が人の健康に悪影響を及ぼす可能性は低いが、放射性物質が集まっている場所でのしゅんせつなどによって汚染を拡散させないような注意が必要だ」と警鐘を鳴らしました。
今回の調査によって東京湾に流れ込んだセシウムの量は現在1㎡当たり年間約6万ベクレルと推定され、ほぼ変化は無いと発表されています。
調査は2011年8月から2016年7月の期間で行われ、東京湾と流れ込む河川の計約90カ所で土壌などを測定したとのことです。半減期の関係から「放射性物質はかなり減った」というような意見もありましたが、実際には放射性物質が消えずに残っていたことを示していると言えるでしょう。
放射性物質、東京湾奥部に集積 原発事故で放出
https://this.kiji.is/380261907120178273
東京電力福島第1原発事故で放出され、首都圏に降り注いだ放射性物質のセシウムが河川を通じて東京湾奥部に集積し、現在でも汚染が続いているとの長期観測結果を、近畿大の山崎秀夫・元教授らのグループが米科学誌プロスワンに、15日までに発表した
山崎さんは「蓄積した放射性物質が人の健康に悪影響を及ぼす可能性は低いが、放射性物質が集まっている場所でのしゅんせつなどによって汚染を拡散させないような注意が必要だ」としている。
東京湾の放射性セシウム汚染はいま
http://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/617
「東京湾に流れ込むセシウムの量は現在1㎡当たり年間約6万ベクレルと推定され量はここ数年ほとんど変わっていない。放射性物質の流入は今後も続くだろう」近大山崎教授
放射性物質東京湾奥部に集積 原発事故で放出 琉球新報 2018.6.16 pic.twitter.com/RoDRHJPoYP— ジョージ (@GeorgeBowWow) 2018年6月16日
セシウムさん 東京湾にたくさん(^_^)https://t.co/xXl0NYA6kE
— 岡口基一 (@okaguchik) 2018年6月15日
改めて、こういう記事にはっきりと「首都圏に降り注いだ放射性物質のセシウム」と書かれているし、数値も各所で公表されているのに、「首都圏に放射性物質が降り注いだ」という部分の認知度は依然としてゼロに近い。不都合な事実を消去する人間の脳の機能ってすごいな。https://t.co/PDmMLMMMpR
— 石川早生 (@nomoretokyo) 2018年6月16日
川は海に注いでるから貯まります。記事にある通り、浚渫とかすると拡散しちゃうので注意が必要ですよね。こういう、事故前は考えられなかった放射能汚染が確実に残ってることは常に
意識しないといけないと思ってます。汚染を引き起こした東電と経産省は健在だし。 https://t.co/YYlI37gchC— 木野龍逸 (Ryuichi KINO) (@kinoryuichi) 2018年6月15日
「放射性物質のセシウムが河川を通じて東京湾奥部に集積し、現在でも汚染が続いている」
江戸前寿司、オワタ。放射性物質、東京湾奥部に集積 原発事故で放出 | 2018/6/15 – 共同通信 https://t.co/EVNqDAHurJ
— nak (@nak_JPN) 2018年6月16日
東京湾に溜まってることは何年も前から指摘されてたよね。セシウムは泥にくっついてて魚に影響はほとんどないわけだけれど。/ 放射性物質、東京湾奥部に集積 原発事故で放出 | 2018/6/15 – 共同通信 https://t.co/8EubfVPTyL
— 小松 理虔 (@riken_komatsu) 2018年6月15日
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