野党第一党の立憲民主党と野党第二党の国民民主党の対立が激化しています。原因は6月22日に国民民主党が単独で自民と会期延長後の国会正常化で合意したからです。
この日に立憲民主党の枝野幸男代表は国民の大塚耕平共同代表に抗議の連絡をしており、国会運営を強く批判されたと明らかにしています。
また、その後の働き方改革関連法案を巡る採決でも国民民主党の方が勝手に承認したという経緯があって、野党内の対立関係が強まっているところです。
来年夏には参議院選挙も控えていますが、依然として候補者調整の話は殆ど進んでいません。
一時期は野党としてまとまるという話もあっただけに、このバラバラ具合は与党にとっては有り難い流れになりそうです。
立憲と国民、亀裂決定的「一方的に電話切られた」
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20180628-00000070-ann-pol
野党第1党と第2党の亀裂が深まっています。国民民主党の大塚耕平共同代表が立憲民主党の枝野幸男代表から一方的に電話を切られたことを明らかにしました。
国民民主党・大塚耕平共同代表:「先立って枝野さんからお電話を頂きましたが、十分にこちらが色々、お話をする前に電話を切られてしまいましたので、コミュニケーションを円滑にする努力は双方さらにしなくてはいけないなというふうには思います」
立憲・国民、主導権争いが過熱=尾を引く民進分裂のしこり
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018063000362&g=pol
野党の国会対応をめぐる立憲民主、国民民主両党の主導権争いが過熱している。党の基本路線の違いに加え、旧民進党分裂の過程で生じた感情的なしこりが今も尾を引いているためだ。来年夏の参院選に向けた候補者調整作業も進んでおらず、両者の関係は野党共闘全体に影を落としている。
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