新型コロナウイルス、政治、経済、地震、放射能、災害などを中心に様々な情報を提供しているサイトです!

イスラエル軍がガザの病院に退避通告!地上作戦を拡大、戦車部隊3キロ前進との報告 WHOと赤十字・赤新月社が懸念表明


*BBC
イスラエル軍が中東・パレスチナのガザ地区でアル・クッズ病院に退避通告を行いました。

イスラエル軍は10月28日から軍事作戦を拡大すると表明し、24時間で450ヶ所に大規模な空爆を実施。さらにはこれまで国境沿いで待機していた戦車部隊も一斉に移動を開始し、一部のイスラエル地上部隊はガザ地区の領内3キロほどまで前進したと伝えられています。

この一斉攻撃に合わせてイスラエル国防軍は10月29日にガザ市のアル・クッズ病院に対して退避通告を行い、病院スタッフや救急車運転手らにガザ地区北部から離れるように要請していました。

イスラエル軍の退避通告を受けて、世界保健機関(WHO)や国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)が強い懸念を表明し、「私たちは、患者と医療スタッフ、そしてアル・クッズ病院に避難している1万数千人の安全を深く懸念している。患者を置き去りにするのか、それとも病院に残ることで自分の命を危険にさらすのか、このありえないジレンマに医療従事者が直面するなど、あってはならないことだ」とコメント。

大勢の人たちが病院に避難して治療を受けているとして、イスラエル軍の退避通告はその人達を見捨てるように求めていると反発していました。

実際に病院のすぐ近くにも砲撃があったばかりで、イスラエル軍の大規模な攻撃によって病院が危機的な状況となっているのは間違いないようです。

 

イスラエル、ガザの病院に退避通告 WHOと赤十字・赤新月社が強い懸念
https://www.bbc.com/japanese/67258952

パレスチナ自治区ガザ地区でイスラム組織ハマス掃討作戦を続けるイスラエル国防軍(IDF)は29日、ガザ市のアル・クッズ病院に対して、退避するよう警告を繰り返した。これについて、世界保健機関(WHO)や国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)が強い懸念を示している。アメリカのジョー・バイデン大統領は同日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と電話で会談。ガザに運び込む援助物資の大幅増加や、民間人保護の重要性を強調したとみられる。

イスラエル、地上部隊追加投入 空爆450カ所 「第2段階」長期戦に
https://news.yahoo.co.jp/articles/33211bb535858675a0cc7509e091a9a7a8b5f335

【テルアビブ=佐藤貴生】イスラエルのネタニヤフ首相は28日夜の記者会見で、イスラム原理主義組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザでの地上作戦を巡り、「戦争の第2段階」に入ったと表明した。目標は「ハマスの統治能力、戦闘能力を破壊」して「人質を取り戻すことだ」と説明し、「長く困難な戦い」になると強調した。

 

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
\  SNSでみんなに教えよう! /
\  情報速報ドットコムの最新記事が届きます! /
情報速報ドットコムの最新記事が届きます!