政府与党は参院定数を6つ増やす公職選挙法改正案について、審議入りを11日に先送りすると発表しました。
この公職選挙法改正を巡っては日本維新の会からも強い反発の声が出ており、10日の記者会見で松井一郎代表が「豪雨災害のどさくさに紛れて、自民党案を押し通そうというのは、あまりにも傲慢(ごうまん)だと思ってる。どさくさ紛れの横柄なやり方はちょっと看過できない。(自民の石井浩郎)委員長の解任決議案も含めて徹底的に戦いたい」とのコメントを出しています。
野党各党も反対の姿勢で、政府与党は反対を和らげるためにも先送りを決定することになりました。ただ、国会の会期末が迫っていることもあり、今週中には審議入りとなる可能性が極めて高いです。
参院6増の自民案「豪雨のどさくさ紛れの横暴」 松井氏
https://www.asahi.com/articles/ASL7B4148L7BPTIL011.html?ref=tw_asahi
(参院定数を六つ増やす自民党の公職選挙法改正案について)豪雨災害のどさくさに紛れて、自民党案を押し通そうというのは、あまりにも傲慢(ごうまん)だと思ってる。どさくさ紛れの横柄なやり方はちょっと看過できない。(自民の石井浩郎)委員長の解任決議案も含めて徹底的に戦いたい。
自民6増案を巡る審議、11日に先送り
http://www.topics.or.jp/articles/-/72024
参院政治倫理・選挙制度特別委員会は10日の理事会で、参院定数を6増する自民党の公選法改正案審議に関し、10日実施予定だった特別委開会を見送ることで合意した。11日に開催する。自民党は11日中に採決する意向だ。
カジノ法案や公選法改正案の審議を多少遅らせても、国家経済や国民生活には何の影響もありませんが、ここ30年で最悪の豪雨災害への対応を最優先しなければ、被害が拡大し、復旧が遅れ、国家経済や国民生活に大きな影響が出ます。理解できないならば、小中学校から社会科を学び直した方がいいですよ。 https://t.co/h049LjY98m
— 田中 信一郎 (@TanakaShinsyu) 2018年7月9日
野党こぞって批判するなか、自民党 公選法改正案強行の構え。参院選挙特別委で共産党・山下芳生議員「各派協議で一度も議論がなかった新たな案を、突然持ち出し採決とはあまりに乱暴」井上哲士議員「改定案は自民党候補の救済のためというのが本音だ。身勝手な理由による案は絶対に認められない」 pic.twitter.com/isyPQy9WD9
— 中田晋介 (@sinsuke_nakata) 2018年7月9日
自民公明が公選法改正案を、大災害さなかの6日に審議入りを強行し採決まで強行。
しかも「党が当選者を決められる」ってそこまで白紙委任してねえよ!
さらに6増だから、(議員歳費2100万+文書通信費1200万+立法事務費780万)×6=2億4480万円が血税からかかる。
絶対自民党に投票してはならない!— 渡辺@潜伏中 (@oredayo8) 2018年7月10日
参院の定数を6増やすなどとした自民党の公選法改正案について公明 山口代表「いたずらに定数を増やすことには賛同できないが、投票価値の平等を実現していくために、定数増が全く許容されないというわけではない」 https://t.co/gNi9dndPCd
— 相澤 祐子 (@nhkaizaway) 2018年7月10日
参院定数6増の公選法改正案
15年段階で政府は「19年の参院選へ向け必ず抜本改革の結論を得る」としながら今回の案は「臨時的措置」と首相
元自民党 #脇雅史 氏:法律を軽く見ている。自分たちが法律で決めたことを平気で守らない。許されていいのか。選挙制度は自民党のためでなく国民のためにある pic.twitter.com/KK38vm60oU
— たけたけ (@taketake1w) 2018年7月9日
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