イスラエルとパレスチナの衝突が激化しています。トランプ大統領がエルサレムにアメリカ大使館を移転したのをキッカケにして、パレスチナ人の抗議運動が急増。
これに対してイスラエルは抗議運動を抑え込むために強引な手法でデモ隊をけん制し、7月13日にはイスラエル兵がパレスチナ人の若者2人を射殺しました。
この射殺に激怒したパレスチナのイスラム原理主義組織「ハマス」がロケット弾攻撃を行うも、イスラエル軍の報復攻撃を受けて大打撃を受けます。
7月14日のイスラエルによる空爆はガザ地区の40か所が対象となり、両国間が一時的な交戦状態となりました。事態を重く見たエジプトが仲介に乗り出した結果、今の時点では戦闘を停止する方向で調整作業が進んでいます。
ただ、根本的な問題の解決は出来ておらず、このままだと大規模な衝突になるのは時間の問題だと言えるでしょう。
イスラエル軍がガザ地区を空爆 緊張高まるも戦闘停止で合意
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180715/k10011534041000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_003
イスラエル軍はガザ地区で大規模な空爆を行い、パレスチナ人の少年2人が死亡し、これに対し、ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスはロケット弾攻撃で反撃し、一時、軍事的な緊張が高まりました。
パレスチナ自治区ガザ東部のイスラエル領との境界付近で、イスラエルや米国に抗議するパレスチナ人とイスラエル軍の衝突が始まってから100日以上が過ぎた。パレスチナの若者は発火物をくくりつけた風船やたこで重火器に応戦し、火災を頻発させている。ローテク攻撃に業を煮やしたイスラエル軍は14日、ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの施設を空爆、ハマスもロケット弾で反撃し大規模な衝突に発展した。【ガザ市(パレスチナ自治区ガザ地区)で高橋宗男】
14日、#ガザ 市西部のAl Katibaビルが #イスラエル 軍の空爆を受けた瞬間(0:36くらい)
via @ShehabAgencyEnpic.twitter.com/W4d2pjDAN6— パレスチナ情報デスク (@palinfo_jp) 2018年7月15日
14日の #イスラエル 軍による #ガザ 空爆。動画を撮りながら、楽しく料理していた子どもたちの家の近くにミサイルが着弾した瞬間。 #パレスチナ https://t.co/CTDOHgUU0D
— パレスチナ情報デスク (@palinfo_jp) 2018年7月15日
Israeli military carries out largest airstrike campaign in Gaza since the war in 2014 as Hamas militants fire dozens of rockets into Israel throughout day. https://t.co/9BtxhMqbLh
— The Associated Press (@AP) 2018年7月14日
イスラエルがガザに対し2014年以来最大規模の空爆を実施。昨日はハマスが数十発のロケット弾攻撃を行いイスラエル各地に警報サイレンが鳴り響いた。 https://t.co/pOoFPOs94H
— 飯山陽 (@IiyamaAkari) 2018年7月15日
いいね!しよう