*中国
中国が米国債の保有を制限しているとの情報が浮上しています。アメリカは9月24日から「安い中国製品を抑える」として対中経済制裁を実施していますが、これに合わせて中国は米国債の保有額を削減。
中国は米国債の保有額が非常に多く、7月時点の最新情報で中国の米国債保有額は77億ドル減少し、1.17兆ドルとなっていました。
アメリカの経済制裁に対抗する形で中国が米国債の保有を制限したと見られ、これが更に米中貿易戦争を激化させる可能性が高いと言えるでしょう。
アメリカと中国は一歩も下がる気配が無く、今回の米中貿易戦争は長引くことになりそうです。
NYの視点:中国の米国債保有額、6カ月ぶりの低水準、報復の一環との見方も
https://jp.reuters.com/article/idJP00093300_20180919_00120180918
中国のレバレッジは、米国に比べ低い。報復の手段としては、人民元の切り下げや、米国債の購入を控えることなどが考えられる。米国の財務省が18日に発表した最新7月の対米証券投資収支によると、中国の米国債保有額は77億ドル減少し1.17兆ドルと、6カ月ぶりの低水準となった。一方、日本の米国債保有額は51億ドル増加し、1.04兆ドルとなった。外国人投資家による米国債保有率は41.44%。前年同月の44.31%から低下した。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
いいね!しよう