安倍政権が強力に推進している「変形労働時間制」について、ネット上で批判の声が噴出しています。物議を醸しているのはNHKが報道した新しい労働制度による教師の労働時間グラフで、今までの残業時間が大幅に減った代わりに「定時」が大幅に増加。
結果的に総合的な労働時間が変化せず、残業時間が減った代わりに他の負担が増大しています。
このグラフはSNSで「変形労働時間制の真実」として拡散され、3000回を超えるリツイートがありました。グラフを見た国民からは安倍政権や政府の方針に怒りの声が相次ぎ、「子供だましだ」「グラフを見てヤバさがわかった」などと働き方改革に批判的な声が多く見られたところです。
変形労働時間制の真実。これニュース見た人は、これ全く労働時間変わんない、これが改革⁇ってびっくりすると思う。勤務時間伸ばして、残業減らすってバカなの?って思いますよね。変形労働時間制が無意味だということがよくわかる画像。 pic.twitter.com/hWeBGqQjGV
— もょもと (@yoichi79) 2018年11月29日
この図の残業は、本来は残業ではない。何故なら、給特法があるからだ。給特法では、校長など管理職は次の四項目のみ残業を命じることが出来る。学校行事、職員会議、災害時、生徒の実習。つまりそれ以外のテスト作成、部活動、成績処理は残業ではなく、教員が自主的にやってる扱いなのだ。
— もょもと (@yoichi79) 2018年11月30日
なので、変形労働時間制は現状をごまかすだけ。部活の廃止などの大幅な業務削減。勤務時間上限の厳格な運用。給特法を廃止、残業代を払わせ、教育委員会に財政的に痛みを与えることにより、業務削減を進める。これくらいやらないと、全くブラックさは変わりません。でも、文科省は出来ません。
— もょもと (@yoichi79) 2018年11月30日
何回でも言うけど、労働時間イジることには何の意味もないからな。
定時退校日とかほんまに意味ないからな。
家に持ち帰って仕事してるからな。
何回でも言うたるけど、仕事の総量を減らさへん限り、教員の残業時間は減らへんからな。
過労死は、雇い主による殺人やからな。
文科省、聞こえてるか?— 痩せたソクラテス (@Thin_Socrates) 2018年11月29日
こんな事を堂々とやって「残業時間減らしました」って言うやり方をしてるのが安倍政権。
残業時間だけじゃない。
GDPの計算方法を変えて上がってますと言い切ってる。
過去の計算で行くと実質は下がってるのに。何処の国も、いつの時代でも国民が政治に無関心になると、権力者は暴走する。
— 沙羅 (@ooxxsaraxxoo) 2018年11月29日
仕事として学校に関わる関わらない関係なく
将来、教育を受けさせる義務を持つ人たちに
この現実を見て欲しいです。このツイートに追加情報として
教員には「残業代が出ない」が残業時間の平均が「95時間32分」なんです。こんな状態の学校に
自分の子どもを
任せたいと思えますか? https://t.co/kanRGNEw4M— Shinnosuke, (@shin0521sky) 2018年11月30日
いいね!しよう