12月1日からアルゼンチンで20カ国・地域(G20)首脳会議が始まりました。日本のトップとして参加した安倍晋三首相は開幕演説に遅刻する場面があり、苦笑いを浮かべながら早足で会場入りする場面が世界で報道されます。
海外メディアは時間に厳格な日本人が遅刻するのは珍しいとして、「日本人は時間に正確なはずだが」と皮肉交じりで安倍首相の遅刻を取り上げていました。
会議はブッシュ元大統領の訃報でトランプ大統領が会見を中止するなどのトラブルが有りましたが、概ねは予定通りに進んでいます。アメリカのトランプ大統領からは日本に対して、F35戦闘機の大量購入に感謝を表明する場面もあったところです。
ただ、同時にアメリカの対日貿易赤字がまだ膨大だとして、今後も引き続きアメリカの対日貿易赤字を減らすように日本も努力してほしいと要求。
これに対して安倍晋三首相は日米は連携することが重要だと強調し、引き続きアメリカと友好的な関係を持続させるとしています。今回のG20ではアメリカの保護主義路線と中国や欧州のグローバル路線の対立が目立ち、首脳宣言にも「保護主義と闘う」との文言は入りませんでした。
安倍首相、G20開幕演説に間に合わず=地元メディア「日本人なのに」https://www.jiji.com/jc/article?k=2018120100174&g=pol
急きょ日仏首脳会談が設定されたため、首相が会場に到着した際には、議長を務めるアルゼンチンのマクリ大統領の開幕演説が既に始まっていた。円卓でマクリ氏の右隣という目立つ席には、麻生太郎副総理兼財務相が代わりに着席。首相は演説開始から約1分後に、苦笑いを浮かべながら早足で会場入りした。
地元メディアからは、時間に厳格な日本の印象からか、首相の「遅刻」について「日本人は時間に正確なはずだが」と驚きの声も上がった。(2018/12/01-11:36)
G20「保護主義と闘う」明記せず 首脳宣言採択し閉幕 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38444410S8A201C1000000/
【ブエノスアイレス=杉原淳一】アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開かれていた20カ国・地域(G20)首脳会議は1日(日本時間2日未明)、首脳宣言を採択して閉幕した。合意にはこぎ着けたものの、米国の反対により「保護主義と闘う」との文言を盛り込めなかった。保護主義が国際協調の枠組みを揺さぶり続けている。
G20のマージンで日米首脳会談。 pic.twitter.com/zMOolnMYPc
— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) 2018年12月1日
アルゼンチンで開かれていたG20サミットが閉幕。首脳宣言からは、「保護主義と闘う」という文言が削除されました。アメリカが反対したためです。https://t.co/bmfto77DSz
— NHK国際部 (@nhk_kokusai) 2018年12月1日
≪総理の動き≫11月29日(現地時間)安倍総理はG20出席等のためアルゼンチンのブエノスアイレスを訪問。翌30日、マクリ・アルゼンチン大統領による歓迎等を受け、午後にはアメリカのトランプ大統領及びインドのモディ首相と会合等を行い、中国の習国家主席と会談を行いました。https://t.co/HZhKC7SGiD pic.twitter.com/mKmSKgPdpQ
— 首相官邸 (@kantei) 2018年12月1日
//全国のニュース
首脳宣言採択しG20閉幕 「保護主義と闘う」削除 (フジテレビ)アルゼンチンで行われたG20(20カ国・地域)首脳会議が閉幕し、首脳宣言からは「保護主義と闘う…https://t.co/NIIULXbB9v#ニュース #NEWS速報JAPAN pic.twitter.com/YqFHMrWcMq
— NEWS速報JAPAN (@NEWS_JAPAN_S) 2018年12月1日
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