12月4日の参院厚生労働委員会で水道法改正案が賛成多数で可決されました。今回の法案では水道事業の運営権を民間に委託することが可能になると定めており、新たな委託形式として「コンセッション方式」を盛り込んでいます。
コンセッション方式とは水道事業の料金管理を含めて、殆どの管理運営を民間企業に委託する形式です。与党や日本維新の会は水道事業の無駄削減に繋がるとして法案の内容を評価し、野党の反発を無視する形で可決させました。
ただ、同法案を巡っては「実質的な民営化で料金が跳ね上がる恐れがある」「水道は国が安定供給するべき」などと批判や不安の声が多く、実際に水道事業を民営化した国では水道料金が5倍に急上昇した事例があります。
実質的な民営化による悪影響を防ぐための対策も盛り込まれず、このまま成立まで進んで良いのか疑問があるところです。
水道「民営化」法案を可決 参院厚労委
https://this.kiji.is/442568463250015329
参院厚生労働委員会は4日、自治体が水道事業の認可権を受けたまま、運営権を民間に委託する「コンセッション方式」の導入を盛り込んだ水道法改正案を与党や日本維新の会などの賛成多数で可決した。実質的な民営化に当たり、サービス低下につながる恐れがあるとして、立憲民主党などが反対した。
改正案は7月、通常国会で衆院を通過し、継続審議となっていた。今月5日の参院本会議でも可決される見通しだが、成立には、改めて衆院での可決が必要となる。
恐怖の法案ですよ、麻生利権水道民営化法は。自宅の水道料金が上がるだけじゃない。水は命と生活の根幹。風呂も温泉も、飲食業(水商売)も、病院も、清掃業も、鮮魚業界も、水族館も、プールもありとあらゆるものが一斉に値上がって国民の首を絞める。麻生氏と安倍氏らはどこかに逃げ高みの見物です。
— 澤田愛子 (@aiko33151709) 2018年12月3日
水道法改正に絡んで、ヴェオリア社日本法人の社員が内閣府に出向していることが明らかになりましたが、調べてみるともうひとりの重要人物の存在が浮かび上がってきました。
竹中平蔵氏と水道民営化との関係について。誰のための水道法改正なのか – ロジ・レポート https://t.co/cSjjJqcSOj
— ロジ (@logicalplz) 2018年12月3日
⭕️水道「民営化」の海外失敗例、厚労省が調べたのは3例のみ!
しかし実際は、失敗→再公営化例は35カ国で180件ある。野党が再調査を要求する中で、水道法改正案、強行採決。生活に一番大切な水を、政府と癒着したフランスの一私企業に売り飛ばす愚行。絶対に禍根を残すぞ。https://t.co/amZ3zjgorG— 盛田隆二 (@product1954) 2018年12月4日
TWで、どなたかも仰っておられましたが、
入管法ー移民受入れ
水道民営化
漁業民営化
憲法改悪
どれをとっても衆議院を解散して、
民意を問うた上で、一定時間の審議
を尽くすべきでは無いのか?
水道民営化なんて、郵政民営化どころの
騒ぎじゃないぞ。
勝手に決めるな❗️— けん (@KSN1HybmjjiCMoQ) 2018年12月3日
ようやく、水道法改正案の問題がメディアで取り上げられるようになったが、遺憾なことに、明日の参議院厚労委員会で採決される方針。
通常国会で衆議院では7時間、臨時国会の参議院では11時間だけの審議で通そうと言う法案は自治体経営の水道を民間企業に売却する道を開く。https://t.co/fYW0wc5SNY— 蓮舫・立憲民主党 (@renho_sha) 2018年12月3日
水道管の老朽化を心配して、民営化とか言ってる人がいるけど、税金を ちゃんと正しく使えば、計画的に古い水道管から直して使えたんではないの?
政策に失敗したのを国民に押し付けないでよ
1000000000000円の役にも立たない戦闘機買うなら、水道管を順次直せ— Hiromi1961 (@Hiromi19611) 2018年12月1日
水道民営化が失敗して再公営化された事例は、2000〜14年までの間に少なくとも180件も確認されているにも関わらず、水道を所管する厚労省が調べていたのは「たった3例」だそうです。こんな状態で命の水に関わる重大法案を今日この日に採決するなど狂気の沙汰ですよ。https://t.co/KAaAw6ppzi
— 異邦人 (@Beriozka1917) 2018年12月4日
水道民営化は仏ヴェオリア社(麻生太郎の娘婿の会社)への利益誘導だよ。ちなみに麻生は政府の事業を弟の麻生泰の会社に発注したり、その泰を東京五輪組織委員会の理事にして年間2400万円の報酬を払っている。こういう上級国民による政治の私物化を絶対に許してはならない。#水道民営化反対 pic.twitter.com/jrqXaEfSeT
— 中山雄介(いざ!モスクワ) (@iza_moscow) 2018年11月29日
あ、もう記事になってる!
とにかく今日強行採決したい政府は
立法事実がなかろうと、お構い無し!!水道「民営化」の海外失敗例、調べたのは3例のみ:朝日新聞デジタル https://t.co/W37rXDIpX4
— YOKO(水道民営化はヤバすぎる) (@granamoryoko18) 2018年12月4日
日本人の意識の低さを端的に示す結果だ。今年の流行語大賞が「そだね~」と。日本は今、こんな口癖を流行語大賞に選ぶ状況だろうか。働き方改革法、入管改正法案、水道民営化法案等々、この国を根底から破壊する法や法案が強行可決の連続。「そだね~」と笑ってる場合なの?危機感のない日本人は滅ぶ。
— 澤田愛子 (@aiko33151709) 2018年12月3日
今行われている参議院厚生労働委員会にて、水道の民営化を巡る水道法改正の提案にあたり、民営化ののち再公営化が急増している海外の事例調査がほぼ皆無であることが露呈しています。”命の水”の取扱いがあまりに杜撰です。
動画は11/29の同委員会で福島みずほ議員の指摘。立法事実は失われています。 pic.twitter.com/swBzzwQoXB
— 社会民主党(社民党)新潟県連合 (@NiigataSdp) 2018年12月4日
朝日新聞(4日付)
“水道事業「民営化」誰のため?”水道関係者の間で導入を求める声は小さい。厚労省は「自治体から要望があった」とするが、実際に要望書を出していたのは宮城県のみ。
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いよいよ、今日可決するのか❓
国民のためではなく、“誰か”のための水道民営化を。 pic.twitter.com/SOriR3qLtQ— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年12月4日
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