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虚偽発言で有罪判決、強姦冤罪で男性が国と大阪府を提訴!「冤罪の責任は裁判所にもある」


強姦事件で有罪判決となり、服役中に被害者女性の証言が嘘だったことが判明し、再審で無罪となった男性(75)が国と大阪府を提訴しました。

この訴訟は2009年に大阪地裁が被害届けを出した女性の証言を参考にして、「女性が被害をでっちあげることは考えがたい」というような見解で男性に強姦と強制わいせつ罪で懲役12年の判決を言い渡し、その後に最高裁も上告を退けて男性の有罪が確定するも、後になって女性が「被害は嘘」と告白したことで男性の釈放が決まった事件です。

男性は2011年4月の最高裁判決から服役中となり、2014年11月まで釈放されることがありませんでした。2015年10月には医療カルテの記録などから再審で無罪を勝ち取りますが、それまでの裁判所や国の対応に問題があるとして今回の提訴に踏み切った形です。
訴訟の判決は今月8日にあり、ネット上でも訴訟の内容が話題になって色々と議論が白熱しています。捜査機関による冤罪逮捕と同時に、裁判所が安易な決め付けで間違った判決を出してしまったという点に批判の声が多く、冤罪が発覚した際の罰則規定を求める意見もあったところです。

 

強姦冤罪事件、女性の「うそ」で服役 裁いた国の責任は
https://www.asahi.com/articles/ASM135VDQM13PTIL006.html?iref=comtop_8_02

 強姦(ごうかん)事件などで服役中に被害証言がうそだったとわかり、再審で無罪となった男性(75)と妻が国と大阪府に計約1億4千万円の国家賠償を求めた訴訟の判決が8日、大阪地裁である。男性側は冤罪(えんざい)の責任は捜査機関だけでなく、裁判所にもあると訴えている。

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