台湾の蔡 英文(さい えいぶん)総統は中国が年頭記者会見で提案した「一国二制度」について、拒否すると言及しました。
報道記事によると、蔡英文総統は「中国は民主的な体制が不十分で人権状況も良くない」と指摘した上で、武力行使を示唆している中国の要求を受け入れることは出来ないと発言したとのことです。
台湾は独立を守るためにこれから防衛を強化するとして、蔡英文総統は「台湾の防衛力強化に協力してくれる国々と共に取り組みたい」とコメントしています。
中国は独立を目指す地域に対して、「武力行使を行う準備がある」とけん制しており、台湾には一国二制度を提案していました。中国の強権的な姿勢に各国から反発が強まっている状態で、新たな戦争の引き金になる恐れもありそうです。
台湾の蔡英文総統は、中国の習近平国家主席が今月、台湾統一の在り方として、香港などで実施している「1国2制度」を示したことについて、受け入れられないとしたうえで、武力行使も排除しないとする中国に対抗するため、防衛能力を強化する考えを示しました。
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