総務省が2018年の家計調査を発表し、昨年はマイナスになったと明らかにしました。
総務省によると、2018年の消費支出は1人暮らしを除く世帯の月平均で28万7315円となり、実質でマイナス0.4%を記録したとのことです。消費支出のマイナスは5年連続で、本やパック旅行などを中心に教養娯楽関連の支出がマイナス2.4%と大きく落ち込んでいました。魚介類や野菜などを中心に食料品が1.5%減少、衣服や靴などへの支出が1.6%減少となっています。
全体的にマイナス傾向が強まっており、改めて家計が弱っている実態が浮き彫りになったと言えるでしょう。
総務省 消費支出
https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/index.html
消費支出
消費支出(二人以上の世帯)は, 1世帯当たり 329,271円
前年同月比 実質 1.9%の増加 名目 2.2%の増加
前月比(季節調整値) 実質 0.1%の減少
変動調整値注
前年同月比 実質 0.1%の増加 名目 0.4%の増加実収入
勤労者世帯の実収入(二人以上の世帯)は,1世帯当たり 1,026,628 円
前年同月比 実質 8.8%の増加 名目 9.1%の増加
変動調整値注
前年同月比 実質 2.3%の増加 名目 2.6%の増加
去年1年間に家庭が消費に使ったお金は、ひと月平均で28万7000円余りと、食料品などへの支出が落ち込んだことから、実質で前の年を0.4%下回り、5年連続の減少となりました。
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