総務省統計局の公式ホームページに、謎の新統計が掲載されていると物議を醸しています。問題となっているのは統計局のホームページに掲載されている「修正エンゲル係数」というグラフです。
統計局はこの修正エンゲル係数について、「今なお多くの方に知られ、用いられるエンゲル係数は、時代の変化の下で変わりゆく私たちの食やライフスタイル、そして社会経済や景気の状況など、家計を取り巻く多くのことを凝縮させ、一つの数値となって映し出してくれています」とコメントしており、今の時代に合わせた新しいエンゲル係数が修正エンゲル係数だとしています。
エンゲル係数は「消費支出」を「食料支出」で割りますが、修正エンゲルの方は消費支出の部分が「可処分所得」に変更となっていました。これで計算すると、安倍政権のエンゲル係数が安定した数字となり、数字上はかなり良い感じになっています。
安倍政権以前はなかった事から、安倍首相が作らせた可能性が高く、何故に修正エンゲル係数があるのか政府は説明する義務があると言えるでしょう。
統計局 明治から続く統計指標:エンゲル係数
https://www.stat.go.jp/info/today/129.html
総務省統計局の発行物の中で「修正エンゲル係数」という見慣れないグラフを公表してました。この修正エンゲル係数の数値を見ると、驚く事に安倍政権下のエンゲル係数急上昇が無かった事になってます。あまりに出来過ぎで政権にとって都合のいい数字を出すために編み出したのではないかと疑ってしまう。 pic.twitter.com/zS9seL5dVa
— HOM55 (@HON5437) 2019年3月1日
エンゲル係数と修正エンゲル係数(1980年~2017年)(二人以上の世帯のうち勤労者世帯)
(ソース: 総務省統計局 https://t.co/n0Tcu1HXod)たしかに、2015~2017年のエンゲル係数の上昇が、綺麗に「なかったこと」になっている。ナニコレ? pic.twitter.com/B1sjU2eOGM
— ものぽーる (@monopole0001) 2019年3月3日
「エンゲル係数」と「修正エンゲル係数」の併記は、総務省統計局の職員による、必死の抵抗であることを願うばかり。確かに「気づいて下さい」と言っているようなものですからね。
— ものぽーる (@monopole0001) 2019年3月3日
おいおい、エンゲル係数って、総消費支出に占める食費だぞ?なにが、実質所得に占める食費の割合だよ?それが修正エンゲル係数だと?よくまあ、こんな出鱈目、発表して恥ずかしくもなく、生きてることだ。しかも所得もインチキですよね、そもそも。政府統計、燃やして捨てろ。
— mika_berry (@mika_berry) 2019年3月2日
極端な例でいうと
手取りが10万で支出1万、100%を食料に当てた場合、
エンゲル係数:100%
修正エンゲル係数:10%
ってことになるんか?
貧乏人ほど真逆の数値になるクソ指標なんじゃないのかこれは https://t.co/gXZDfoSSjp— J@愚痴 (@uVEYGwTZnl) 2019年3月4日
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