フィリピンのドゥテルテ大統領が国名の変更を検討していると言及しました。2月の演説でドゥテルテ大統領は「フィリピン」の国名が植民地時代の象徴だとして、国名を「マハルリカ共和国」に変更するべきだと主張。長期独裁政権を敷いた故マルコス元大統領を取り上げた上で、マルコス元大統領が目指して「マハルリカ」を国名にするべきだと強調していました。
マハルリカは「気高い」「自由」などの意味があり、現在の「フィリピン」という名称はかつて宗主国だったスペインのフェリペ皇太子が由来となっています。ただ、慣れ親しんだ名前の変更についてはフィリピン国内でも意見が割れている状態で、国民投票の実施を求める意見も多く見られました。
フィリピン→マハルリカに? ドゥテルテ氏、変更に執心
https://www.asahi.com/articles/ASM396SMHM39UHBI02G.html
「フィリピン」は宗主国だったスペインに与えられた名前だとして、ドゥテルテ大統領が国名変更に意欲をみせている。ドゥテルテ氏が共感を示すマルコス元大統領も、かつて「マハルリカ」を新たな国名に挙げたことがあり、国内で議論を呼んでいる。
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