3月12日に気象庁が熊本県の阿蘇山について、噴火警戒レベルを「2」に引き上げると発表しました。
3月11日夜から火山性微動が急激に増加しており、小規模な噴火のおそれがあるとして、気象庁は「中岳第一火口」から1キロの範囲で大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。阿蘇山の噴火警戒レベルが2に上昇するのは2年ぶりです。
阿蘇山では熊本地震から火山活動が活発化している状態で、専門家からも噴火を懸念する声が相次いでいました。
阿蘇山の噴火警戒レベルを2へ引上げ
https://www.jma.go.jp/jma/press/1903/12a/asosan190312.pdf
熊本県の阿蘇山では、火山性微動の振幅が大きくなっていることから、気象庁は、火口周辺警報を発表して噴火警戒レベルを「レベル2」に引き上げました。今後、小規模な噴火が発生するおそれがあるとして、火口からおおむね1キロの範囲では、大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
【報道発表】(H31.3.12)本日(12日)06時00分に阿蘇山の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げました。中岳第一火口から概ね1キロメートルの範囲で警戒が必要です。https://t.co/mmpxmwsEJ4
— 気象庁 (@JMA_kishou) 2019年3月11日
【阿蘇山】噴火警戒レベル「2」に引き上げ
12日6時、気象庁は阿蘇山の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げました。2017年の2月7日以来となります。
中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う大きな噴石に警戒してください。https://t.co/bkpS6K2vJI pic.twitter.com/UQCXYdpneD— ウェザーニュース (@wni_jp) 2019年3月11日
いいね!しよう