4月1日に日本銀行が発表した短観(企業短期経済観測調査)が悪化したことが分かりました。日本銀行によると、景気全体の目安となる「大企業の製造業の景気判断」はプラス12ポイントとなり、前回よりも7ポイント低下したとのことです。
7ポイントの悪化はおよそ6年ぶりの大きさで、マイナスとなったのも2期ぶりとなります。
2018年末に発生した株価急落や中国の景気減速などが日本経済にダメージを与えていると推測され、同時に物価上昇も経済活動を後退させている可能性が高いです。先行きについても、大企業の製造業がプラス8ポイント、非製造業がプラス20ポイントと、今よりも悪化すると見込んでいました。
日本銀行短観
http://www.boj.or.jp/statistics/tk/gaiyo/2016/tka1903.pdf
日銀が1日に発表した短観=企業短期経済観測調査で、代表的な指標とされる大企業の製造業の景気判断はプラス12ポイントと、前回の調査を7ポイント下回り、2期ぶりに悪化しました。中国経済の減速などが背景で、悪化の幅はおよそ6年ぶりの大きさになりました。
8:50発表
・1Q日銀短観[大企業製造業業況判断] 12(予想 13・前回 19)
・1Q日銀短観[大企業製造業先行き] 8(予想 12・前回 15)
・1Q日銀短観[大企業非製造業業況判断] 21(予想 22・前回 24)
・1Q日銀短観[大企業非製造業先行き] 20(予想 20・前回 20)— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2019年3月31日
【ジワジワと】3月の日銀短観で、業況判断指数(DI)は大企業・製造業がプラス12と、2018年12月調査の7ポイント悪化。2四半期ぶりの悪化です。3カ月後の先行きは、大企業・製造業がプラス8と悪化する見通し。シャブ中緩和は効果ナシ。https://t.co/UXdfS8yyXL
— 金子勝 (@masaru_kaneko) 2019年4月1日
新元号決定で特需の業界もあり、また中国経済への楽観論も出てきて、1日の東京株式市場では株価が400円を超える値上がり。しかし、日銀短観では、大企業製造業の景況感が大幅に悪化。米中貿易摩擦などで世界経済が減速している。これにBrexitをめぐる混乱が加わればさらに悪化する。楽観論は禁物だ。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) 2019年4月1日
この日銀短観の大企業製造業2期ぶり悪化も、元号の発表に打ち消されるんでしょうなぁ。 pic.twitter.com/OfrVvkNuIT
— 黒柴@肉球新党 (@kurosibawano) 2019年4月1日
こんな状況で消費税上げんなよ。
日銀が1日に発表した短観=企業短期経済観測調査で、代表的な指標とされる大企業の製造業の景気判断はプラス12ポイントと、前… https://t.co/vDiwB6WAxK
— AEQUITAS /エキタス (@aequitas1500) 2019年4月1日
1Q日銀短観
大企業製造業DI+12 前期比-7
予想平均を下回る。足元は製造業が大中小ともに悪い。先行きは非製造業も含めて不安感が強い。今年度の大企業設備投資は+1.2%で予想以上。経常利益は-1.3%。これらは今後変化するので重視しすぎるべきではない 。最初の数字のやや大きめの低下が一番重要。 pic.twitter.com/sndwsTXsVR— アダム・スミス2世 (@AdamSmith2sei) 2019年4月1日
日銀短観。大企業の現状景気判断、2010年3月-2019年3月までの推移。直近で製造業の落ち込みが大きいのは、国内景気が今ひとつなのに加え、輸出先の海外(中国?)の不景気のダブルパンチを食らっているためだろう。https://t.co/02YH3OceWN pic.twitter.com/DDnPllJsHE
— ニッポンの数字 (@nippon_num) 2019年4月1日
日銀短観ぱっと見る限りでは、製造業の景況感は悪化しているけど。 pic.twitter.com/1PaqAnDgjF
— たくちゃん (@lhxVqNbgJVE6EIo) 2019年4月1日
日銀短観
製造業がとても悪い
サービス業はまだマシ。 pic.twitter.com/bOYgME8HsW
— FXAce (@Zoukers) 2019年3月31日
日銀短観より。大企業の純利益2018年度着地は0.8%と微増予想。足元EPSは2017年度を70円ほど上回っているので、その分下方修正がこれから出る。今期2019年度は着地微減計画。ただし上期に4.5%の落ち込み、下期回復の見込みとなっている。第二四半期決算まで進捗率が悪い決算が出る見込み。 pic.twitter.com/2S9MfXRUbl
— 高山廣人 (@h1takayama) 2019年4月1日
日銀短観等イベント控え、クロス円は窓を開けてスタート。
ドル円日足から、100MA付近での展開に。これを抜けて200MAにトライするか見もの。MACDに注意。
4H足は200MAにトライ。今週中に上抜け確定すれば面白い。
1H足は200MAの勾配が右上がりになるか否かが鍵。ライン引きむずいがこまめにチェック pic.twitter.com/4tzTp56GU5
— akio_M (@AMOTrader) 2019年3月31日
景況感、6年3カ月ぶりの大幅悪化 日銀短観(朝日新聞デジタル) – Y!ニュース
元号ではしゃいでいる安倍晋三へのご祝儀がこれだ!
国民は、不況にあえいでいるんだぞ!
消費税を上げるなんて狂気の沙汰だー https://t.co/ZC0q2o6cG7— Sig.o (@o_sig) 2019年4月1日
新元号に沸いているすぐ足元で不安。
景況感 大幅に悪化 3月日銀短観:日本経済新聞 https://t.co/Ev8WmbBb0I
— 大垣人 (@ogakijin) 2019年4月1日
●管理人コメント
注目するべきは大企業・製造業の数値が大きく落ち込んでいるという点です。今までは中小企業で景気感が低下することは多かったですが、大企業でここまで下がったのは深刻だと思います。先行きも全体的にマイナス傾向が見られ、今年の後半は消費増税も合わさって株価急落や経済後退が激しくなりそうです・・・。
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