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福島県大熊町の避難指示を解除、福島第一原発が立地する自治体では初!市街地では毎時4マイクロシーベルトも


4月10日に福島県大熊町の避難指示が一部の地域で解除となりました。福島第一原発の立地エリアで避難指示が解除されたのは初で、住民が寝泊まりする行為も自由となります。解除の対象は大川原地区と中屋敷地区の2つで、面積は町全体の40%に匹敵する30平方キロメートル。

政府は除染を終えたとして放射線量の低下を強調していますが、メディアや地元住民が測定したデータを見てみると、市街地でも毎時3~4マイクロシーベルトの放射線量を記録していました。場所によっては毎時6マイクロシーベルトを検出しており、線量が大きく下がったとは言い難いです。

 

福島 大熊町 一部地域で避難指示解除へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190409/k10011878571000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_013

東京電力福島第一原発の事故のあと、福島県大熊町の全域に出されていた避難指示は、10日午前0時に一部の地域で解除されます。福島第一原発が立地する自治体で避難指示が解除されるのは初めてです。


●管理人コメント
政府は2020年の東京オリンピックに向けて、福島の避難指示をドンドン解除するとしています。福島を東京オリンピックで宣伝する目的もあり、同時に避難指示が無くなることで福島原発事故の損害賠償も一部で打ち切りとなる見通しです。

もちろん、放射線量はあまり下がっておらず、本当に安全なのかは分かっていません。日本政府は除染をしたばかりの線量が低い場所を測定している上に、測定対象となっている核種もセシウムに限定されています。
このようなことを考えると、明らかに避難指示の解除は時期尚早だと言え、政府や電力会社にしかメリットが無いことが分かるところです。

 

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