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日本のWTO敗訴、関係者からは驚きの声が相次ぐ!韓国以外でも禁輸 「もはや外交問題」「汚染は確認されていない」


福島県産の食品輸入制限を「違反ではない」と判断したWTO(世界貿易機関)の判決結果について、関係者からは驚きの声が相次いでいます。
宮城県漁業協同組合の平塚正信理事は「放射性物質の検出の有無にかかわらず出荷できない状況は、もはやただの外交問題になっているのではないかと感じてしまいます。われわれとしては引き続き他の販路を見つける努力をしていくしかないです」と述べ、放射性物質の検出はほぼ無いと強調。

福島県漁連の野崎哲会長も「県漁連としては、国の基準よりも厳しい検査で安全の徹底に努めてきたが、今まで以上に消費者の理解を得る努力をしていくしかない」などとコメントし、今回の判決結果に疑問を投げ掛けていました。

また、岩手県の達増知事は記者会見で、「安全を確認して韓国から来た人も含めて観光客に食べてもらっているので、今回の判断は残念だ」と言及しており、今後も様々な面で韓国に要請するとしています。

一方で、日本の食品検査はほぼ全てがセシウムだけの測定で、ストロンチウムのような核種は検査すらしてない販売業者が多いです。このような点がWTOに「安全とは言えない」と判断された可能性が高く、この機会に改めて日本の検査の体制を強化する必要があると言えるでしょう。

 

WTO報告書 漁業関係者から驚きや失望の声
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190412/k10011881821000.html?utm_int=all_side_ranking-social_002

原発事故による汚染水問題を理由に、韓国政府が福島など8つの県の水産物の輸入を禁止していることについて、WTO=世界貿易機関の上級委員会は、韓国側に是正を求めた第1審にあたる小委員会の判断を取り消すとした報告書を公表したことを受けて、各地の関係者からは驚きや失望の声が上がっています。

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