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科学論文の引用回数、日本は1位の分野無し!米中が70以上でトップに!「深刻に受け止めるべきだ」


科学技術振興機構が科学論文の引用回数で、各国の割合を151分野ごとに比較したところ、日本が1位となった分野が1つもありませんでした。

科学技術振興機構によると、1995年ごろの日本は2位の領域数が31分野でありましたが、2015年から2017年の時期になるとそれがゼロに激減したとのことです。首位はアメリカの80分野で1位と、中国の71分野で1位となっていました。
日本が最高順位を取れたのは「がん研究」など2つの分野の3位が最高となっています。

この20年間で日本の論文が引用された数が激減したと言え、NHKのインタビューに対し、科学技術振興機構の伊藤裕子特任研究員は「予算が突出した米中がトップになるのはある意味当然といえるが、5位以内をみても日本の研究力低下が鮮明になった。深刻に受け止めるべきだ」と警鐘を鳴らしていました。
日本は他の先進国よりも研究費の比率が少なく、大学費用の削減なども合わさって、研究力の低下に歯止めが掛からない状態が続いています。

 

151研究領域におけるTOP10%論文数の国際シェア順位の推移
https://www.jst.go.jp/osirase/2019/pdf/Top10papers_20190513.pdf

科学論文の引用回数 米中が各分野の1位独占 日本はなし
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190512/k10011913021000.html?utm_int=all_side_ranking-social_003


引用回数が多い科学論文の各国の割合を151の分野ごとに比較したところ、アメリカと中国が各分野の1位を独占し、日本は1位となる分野がありませんでした。集計した科学技術振興機構は、日本の研究力が相対的に下がっていると警鐘を鳴らしています。

 

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