*丸山穂高
日本維新の会の丸山穂高議員が北方領土について、「戦争しないとどうしようもなくないですか」などと発言した件が波紋を広げています。
5月13日にロシア上院のコサチョフ国際問題委員長は記者会見の中で「日ロ関係の流れの中で最もひどい(発言だ)」と述べ、丸山穂高議員の発言を強く批判。丸山穂高議員は過激だとした上に出、「そのような挑発的な発言ができるのは、存在する問題の解決を望まない人々だ」とコメントしていました。
ロシアの政治家から具体的な言及があったのは初で、コサチョフ国際問題委員長が触れたことでロシア側も丸山穂高議員の問題発言を認識していることが分かったと言えるでしょう。
一方で、丸山穂高議員は過去に居酒屋で男性の手を噛んで党から厳重注意を受け、その時に「あらゆるトラブルを予防するため、今後の議員在職中において公私一切酒を口に致しません」などとコメントしていました。直後に記者会見を開いて、「不適切な発言をした」として謝罪しましたが、果たして丸山穂高議員に反省の二文字があるのか謎です。
丸山議員発言、ロシア上院委員長が批判
https://www.sankei.com/world/news/190514/wor1905140004-n1.html
ロシア上院のコサチョフ国際問題委員長は13日、北方領土へのビザなし交流に参加した日本維新の会の丸山穂高衆院議員が「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」と元島民に発言したことは「日ロ関係の流れの中で最もひどい(発言だ)」と述べ、批判した。モスクワで開催された日ロ知事会議の会場で記者団に述べた。
国後島より帰港。北方領土という戦争で取られたものをどのように取り返すのかというのは本当に一筋縄ではいかないと改めて痛感。実際に元島民の方や現地の方など様々な話を聞き、島の開発が進んで生活が根付いているのを見た。先日の外相会談含めて日本にとって厳しい立場が続く中だが粘り強く交渉を。 pic.twitter.com/pid0z7gECT
— 丸山ほだか (@maruyamahodaka) 2019年5月13日
丸山穂高です。先日の不始末について猛省と自重の決意の証として自主的に、禁酒宣誓書を今井幹事長へ提出してまいりました。あらゆるトラブルを予防するため、今後の議員在職中において公私一切酒を口に致しません。32にもなって汗顔の至りでございますが、未だ至らぬ自らを刻苦精励してまいります。
— 丸山ほだか (@maruyamahodaka) 2016年1月13日
丸山議員、4年前に明言しましたね。都内の居酒屋で男性の手を噛んで党から厳重注意を受けた時「公職にいる間は断酒する。再度飲酒した場合は議員辞職する」と→https://t.co/nOAtN3FrLt
しかもあなた「沖縄・北方問題特別委員会の委員」もしてましたね。所属委員の辞任ではすまない。潔く議員辞職を。 https://t.co/VjAh969NDP— 盛田隆二 (@product1954) 2019年5月14日
お分かりになったでしょう、憲法9条の重要性が。
彼の様に「戦争をしないとどうしようもなくないか。(戦争をしないと)取り返せない」と考える議員に戦争をさせない為に、憲法9条があるのです。
もしも、憲法9条が自民・維新に改正されてしまったら?考えるのも恐ろしい。https://t.co/xzbahyHYIW— 私が立憲民主党を代理人に選んだ理由 (@touhyou5969) 2019年5月13日
私の母親は満州からの引き揚げ者であるが幼い頃から満州からの引き揚げ時の悲惨な経験を聞いて育った私としては丸山議員の暴言は絶対に許されない!
血を吐くような艱難辛苦を味わって極限状態から生還した戦争経験者の心の傷に粗塩を塗り込むような丸山議員は人間として許せない!即刻議員辞職せよ pic.twitter.com/zMvdvN8rVc
— ダルマパパ (@7pJ0i1W7QqJa35a) 2019年5月14日
丸山議員は前に
「お酒を飲んだら議員辞職する」
と発言した方。
でも辞めないでしょう。
「比例復活なら議員を辞める」
と言った方と同じ党の方ですから。
自民党に行きますか?
離党では済まされない問題です。
仮に議員辞職するとして、次の選挙で簡単に当選するのでしょうね。
元経産省官僚。— よあやゆ 心から笑える日に🍀 (@yoayayui) 2019年5月14日
私は憲法は改正されるべきだと思っているし武力は持つべきだと思っている。だけどそれは他国の侵略から日本を守るためであって、丸山議員の「戦争して領土を取り戻す」は、あきらかに“こちらから戦争を仕掛けていく”もの。いやしくも国会議員たるものが口が裂けても言ってはいけない発言なんですよ。
— カラサワ (@cxp02120) 2019年5月14日
元島民の皆さんの平均年齢は84歳を超える。幾多の困難に耐え様々な思いを飲み込みながら、残された時間の中で何とか領土返還を実現しようと取り組んでおられる。そんな人生の大先輩に投げかける言葉ではない。酔って暴論をふっかけるなど甘えでしかない。国益にも反する。 https://t.co/z2UhXOoqAr
— 玉木雄一郎 (@tamakiyuichiro) 2019年5月13日
丸山議員の発言、ロシアでの反響は限定的。コサチョフ上院国際問題委員長はテレビにコメントしたけど、彼が発信のツールとしているFBへの書き込みはなし。むしろ、日露知事交流を肯定的に紹介。タス等主要メディアも報じていない。
なお、ネットメディアRegnumは詳細な記事。https://t.co/sc6sk4NIrh— Akiyoshi Komaki 駒木明義 (@akomaki) 2019年5月13日
国後島で丸山議員「戦争で取り返すしか…」 #日テレNEWS24 #日テレ #ntv https://t.co/ck8SPV84TW 何か失態を犯しても、酒を理由にすれば許されると思っている状況、いい加減どうにかしませんか。穂高議員に感じるのは、元島民の方々の思いや、複雑な歴史を生きてこられたことに対する敬意のなさです。
— 大椿ゆうこ (@ohtsubakiyuko) 2019年5月14日
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