＊トランプ
アメリカのトランプ大統領の来日は海外メディアも大々的に報道しています。
米紙ワシントン・ポストはトランプ大統領がゴルフなどを満喫し、相撲観戦の様子などから「大統領はほぼ観光客として１日を過ごした」と皮肉って報道。CNNも「弾劾の動きがある国内に比べて日本ではリラックス」と取り上げ、トランプ大統領が日本で異例の厚遇を受けていると紹介していました。
一方で、AFP通信は専門家の意見を紹介する形で、「（安倍晋三首相は）個人的な関係を構築し、個人的なルートで懸案事項を解決するというトランプ氏との付き合い方の手本を世界に示してきた」と記事に掲載しています。
アメリカ系のメディアだと米国内の混乱からトランプ大統領を暗に批判するような書き方が多く、ヨーロッパのメディアでは安倍晋三首相の対応を評価するニュアンスが見られたところです。
トランプ大統領の政策から欧州訪問時は国によっては冷遇されることもあり、それからアメリカとの関係が悪化した経験から、安倍首相の対応を好意的に捉えていました。
トランプ氏への厚遇ぶり報道＝「ほぼ観光客」「相撲の伝統揺さぶる」－米メディア
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019052700195&g=int
【ニューヨーク時事】ゴルフから大相撲観戦に炉端焼き－。米メディアは２６日、国賓として来日したトランプ大統領に対する日本側の厚遇ぶりを大きく取り上げた。
トランプ氏、アジアに多くの「友人」 安倍首相の対応は「手本」と専門家
https://www.afpbb.com/articles/-/3226786?page=2
■安倍首相のトランプ氏対応は「手本」
オーストラリア当局で長年働き、現在は米シンクタンク戦略国際問題研究所（CSIS）で米同盟国プロジェクトを率いるパトリック・バカン（Patrick Buchan）氏は安倍首相について、個人的な関係を構築し、個人的なルートで懸案事項を解決するというトランプ氏との付き合い方の手本を世界に示してきたと述べた。バカン氏は、「あくまで私見だが、欧州人はトランプ現象への対処を完全に誤った。トランプ氏の公の場やツイッター（Twitter）での発言に反応して悪循環を生み出しただけだった」と指摘した。
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