中東の海峡でタンカー2隻が攻撃を受けた事件について、アメリカとイギリスはイランによる犯行だと断定しました。
アメリカ政府は証拠としてイランの精鋭部隊「革命防衛隊」が船体から不発の爆弾を取り外す様子をとらえたとする映像を公開し、イランが意図的に行った言及。世界各国にイラン包囲網を作るように呼び掛け、それに合わせてイギリス政府も「イランでほぼ間違いない」との声明を発表しました。
イランはこのような動きに強く抗議しており、イラン革命防衛隊・元司令官のキャナニモガダム氏も「爆発物を船体の高い位置に取り付けたり取り外したりといった行為は非常にリスクが高い。誰もこのような作戦はとらないだろう」と述べ、映像は偽物である可能性が高いと指摘しています。
このような動きに事件の当事者でもある日本政府は静観の構えを崩しておらず、アメリカ政府とタンカー運行会社の主張が食い違っている点にも注目が集まっているところです。
↓アメリカ軍が公開した映像
中東のホルムズ海峡付近で2隻のタンカーが攻撃を受けた事件について、イランの関与を主張するアメリカのトランプ政権は証拠などをさらに公開していく方針です。アメリカに同調するよう各国に呼びかけ、イランに対する国際的な包囲網を狭めるねらいがあるとみられます。
中東のホルムズ海峡付近で2隻のタンカーが攻撃を受けた事件について、イランの精鋭部隊の元司令官は、イランの関与を示す根拠としてアメリカが公開した映像は偽物だという考えを示し、事件への関与を改めて否定しました。
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