6月20日午前にロシア軍の爆撃機が日本の領空を侵犯して来ました。
航空自衛隊によると、領空侵犯したのはロシア軍の爆撃機「TU-95」で、日本時間の20日8時53分から8時56分に1回、10時21分から10時23分にも2回目の領空侵犯があったとのことです。
1回目の領空侵犯は南大東島で、2回目の領空侵犯は八丈島となっています。
ロシア機とみられる航空機が日本の領空を侵犯したのは、平成27年9月以来です。
航空自衛隊はスクランブル(緊急発進)を行い、ロシア軍の爆撃機に警告を行ったところ、その後に領空の外に出ました。ロシア軍の爆撃機による各国への領空侵犯は前々から多く、北欧の方でも最近はスクランブルが増加しています。
ロシア軍としては周辺国家に対する威力偵察の目的があると見られ、自衛隊も警戒態勢を強めているところです。
ロシア機による領空侵犯について
https://www.mod.go.jp/j/press/news/2019/06/20b.html
令和元年6月20日 防衛省
日時
令和元年6月20日(木)
① 午前 8時53分32秒 ~ 午前 8時56分18秒
② 午前10時21分55秒 ~ 午前10時23分51秒場所
① 沖縄県南大東島領海上空
侵入:東経131度00分、北緯25度46分
退去:東経131度05分、北緯26度03分
② 東京都八丈島領海上空
侵入:東経139度28分、北緯33度13分
退去:東経139度44分、北緯33度22分
国籍・機種等
① ロシア爆撃機TU-95×2機
② ロシア爆撃機TU-95×1機
防衛省によりますと、20日午前、太平洋の上空でロシア軍の爆撃機が、日本の領空を2回にわたって侵犯したということです。
航空自衛隊の戦闘機がスクランブル=緊急発進し、いずれもその後、領空の外に出たということです。
ロシア機やロシア機とみられる航空機が日本の領空を侵犯したのは、4年前の平成27年9月以来です。
防衛省によりますと、20日午前、沖縄県の南大東島の沖合で、ロシア軍のTU95爆撃機2機が日本の領空を侵犯しました。航空自衛隊の戦闘機がスクランブル=緊急発進して無線で警告を行い、2分46秒後に領空を出ました。https://t.co/dWY3TAXuTd
— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) 2019年6月20日
#週刊安全保障
本日午前、沖縄県南大東島領海上空および東京都八丈島領海上空を、ロシア軍の爆撃機「Tu-95」が領空侵犯したとのこと。航空自衛隊は通告・警告を実施。https://t.co/LKMGoTaLqh pic.twitter.com/n87Z0aqK9O— ⚓Viper Zero ❀》 (@orb_g) 2019年6月20日
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