６月２０日に最大野党の立憲民主党が参議院選挙に合わせて、経済政策「ボトムアップ経済ビジョン」を発表しました。ボトムアップ経済ビジョンでは家計支援と賃金アップが大きな柱になっており、最低賃金を5年以内に時給１３００円に引き上げる目標を明記。
家計支援策として給食費無償化や賃貸世帯への家賃補助制度導入などを掲げ、所得税や法人税の税率を見直すことで個人の負担を削減するとしています。
記者会見で枝野幸男代表は「賃金や所得をアップさせ、消費を拡大させていく流れを作っていかないかぎり、経済の安定的な成長は実現できない。『まずは、上げるべきは賃金だ』ということを明確に打ち出した」と述べ、賃金の上昇が重要だと強調していました。
消費増税については引き上げせず、現在のまま経済政策を実施するとしています。
ただ、山本太郎議員のように消費税の減税までは踏み込んでおらず、全体的にインパクトは弱い政策集だと言えるでしょう。
立憲民主党は、アベノミクスに代わる党の経済政策を発表し、最低賃金を５年以内に1300円に引き上げることを目指すなど、賃金や可処分所得を増やすことで、家計消費の回復につなげていくとしています。
立憲民主党経済政策「ボトムアップ経済ビジョン」を発表
https://cdp-japan.jp/news/20190620_1847
立憲民主党は20日、党経済政策調査会で議論を進めてきた経済政策「ボトムアップ経済ビジョン」（以下PDF参照）を発表しました。
この経済政策は、「賃金・所得アップで消費を拡大し、多様性を力に、着実な成長を実現する」方向性の下、
【賃金・所得を上げるために】
（1）賃金を上げて、GDPの６割を占める家計消費を回復する
（2）人間らしい働き方（可処分所得・可処分時間の十分な確保）を確立して家計消費を拡大する
（3）公正な税制改革であらゆる人々の「健康で文化的な最低限度の生活」の所得を確保して家計消費を安定化する
（4）事業所得を増加させ、賃金アップと設備投資を誘発する
【成長力を強化するために】
（5）一人ひとりの持つ力を引き出すことでイノベーティブな（創造力ある）働き手と企業を増やし、賃金と成長の源泉となる労働生産性を向上する
（6）原発ゼロと分散ネットワーク型社会の構築によって「ヒト・モノ・カネ」を地域で循環させる
（7）人口減少時代に適応した都市・インフラ・資産を形成して、地域経済と住民の暮らしを支える
（8）日本と相手国の双方にとって持続可能な社会づくりに資する視点で、公正な国際通商関係を発展させる
――とする計8つの柱からなるものです。
立憲民主党は20日、経済政策「ボトムアップ経済ビジョン」を発表しました📊🙌この経済政策では、賃金・所得アップで消費を拡大し、多様性を力に着実な成長を実現します。政策の8つの柱は、記事でご覧いただけます。#立憲ビジョン2019 https://t.co/Yzg16GkFcw
— 立憲民主党（りっけん） (@CDP2017) 2019年6月20日
家計消費をなにより重視する経済政策を発表しました。https://t.co/d3wM3OgguW https://t.co/KbAmR2poUR
— 蓮舫・立憲民主党(りっけん) (@renho_sha) 2019年6月20日
どうやら「アベノミクスで物価を上げさせたがダメだったので我々はまず賃金を上げさせます」というのが立民の成長戦略らしい。某国がそれやって大コケしてるんですが。 → 立憲民主党経済政策「ボトムアップ経済ビジョン」を発表 https://t.co/ZMxid1g7mq #立憲民主党
— jo shigeyuki (@joshigeyuki) 2019年6月20日
物価高が賃金上昇に結びついてない企業の現状を突いてるのはいいと思います。ただ賃金上昇をどう具現化するのかをスローガンではなくきちんとロジックにしてほしい。韓国の教訓も考慮に入れないと。／立憲民主党経済政策「ボトムアップ経済ビジョン」を発表 https://t.co/xmiQdiqsuL
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) 2019年6月20日
あーん、敢えて言う！！
分かりづらい！読みづらい！賃金upは素晴らしいから
もちょっとシンプルに
分かりやすい言葉でplease立憲民主党経済政策「ボトムアップ経済ビジョン」を発表 – 立憲民主党 https://t.co/qRMZeKefmK
— YOKO（FIGHT For Democracy） (@granamoryoko18) 2019年6月20日
やっぱりいいじゃんこれ👍
政治が「お上」のする事＝お任せ民主主義じゃなくて、ちゃんと「みんなのデモクラシー」になってるよ！立憲民主党経済政策「ボトムアップ経済ビジョン」https://t.co/gqvZ5iAM0j #立憲民主党
— ヤス And Yet It Moves (@Y_AndYetItMoves) 2019年6月20日
「大企業から人へ」といった感じで、深く共感。
5年間で最低賃金1時間1300円に、国立大学の授業料の値下げとか、学校給食費無料とか家賃補助とか…具体的に明記されている。立憲民主党経済政策「ボトムアップ経済ビジョン」を発表 https://t.co/kGo3RZzJv3 #立憲民主党
— トウモトH（脱原発に一票） (@oozu1947) 2019年6月21日
立憲民主党経済政策「ボトムアップ経済ビジョン」を発表 – 立憲民主党 https://t.co/IEf4WnTl6j ／あの。さあ。見る前から嫌な予感しかなかったけどアベノミクス、三本の矢との違いって何処ですか? pic.twitter.com/cJBYuR0kSF
— bot (@ui0) 2019年6月20日
すごいな、数字が一つもない。精神訓話のようなビジョンが出てきた。
立憲民主党経済政策「ボトムアップ経済ビジョン」を発表 https://t.co/VhtSJFb9PH #立憲民主党
— umbertosaba (@ganden2012) 2019年6月20日
立憲民主党の「ボトムアップ経済ビジョン」を読んでみたけれど、なんかパンチに欠けるなぁ…。 https://t.co/QGgvBhepzy 各目的は良いこと言っているんだけど、そこにたどり着くのに何処の道を通るのか？車なのか電車なのか？が薄い。これが無いとたどり着けるか不安がある。
— 天野“kevin”達也 (@kevinconasu) 2019年6月21日
いいね！しよう
