参議院選挙に向けて、国会議員の動きが慌ただしくなっています。
民主党政権時代に防衛副大臣を担当した無所属・長島昭久衆議院議員が自民党に入党届を提出し、自民党から出直すと表明。長島議員を巡っては自民党内部でも賛否が割れている状態で、二階派が主導する形で受け入れる方向で調整中となっています。
一方で、政界引退を意思を表明していたアントニオ猪木参院議員は最後の国会を終えて、「元気を売る人間が、元気を売れなくなっちゃった」「国民のためにやる政治がその通りにならない」とコメントしていました。北朝鮮問題では長年活動を続けていましたが、安倍政権の方針転換に激怒して、国会で何度も安倍首相に苦言を投げかけています。
今回の参議院選挙には334人が立候補を表明する見通しで、124議席をめぐって激しい選挙戦が繰り広げられることになりそうです。
参議院選挙に立候補を予定しているのは、これまでのところ選挙区と比例代表合わせて334人となっています。
今回の参議院選挙は、1票の格差を是正するため定数を6増やすなどとした法改正が行われたことを受け、前回よりも3議席多い124議席をめぐって争われることになります。
民主党政権で防衛副大臣などを歴任した、無所属の長島昭久衆議院議員が自民党に入党届を提出しました。
「元気売れなくなった」=引退のアントニオ猪木議員
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019062600853&g=pol
「燃える闘魂」が政界を退く。引退を表明していたアントニオ猪木参院議員(76)は26日、イメージカラーの赤いネクタイを着け、最後の国会を終えた。本会議の閉会後、記者団に「元気を売る人間が、元気を売れなくなっちゃった」と語った。
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