*官邸
7月12日に政府が安倍晋三首相の談話を閣議決定しました。
閣議決定されたのはハンセン病元患者の家族への謝罪談話で、安倍首相は談話の中で「事実を深刻に受け止め、家族が強いられてきた苦痛と苦難に対し、政府として改めて深く反省し、心からおわび申し上げる」とコメント。
今後は関係省庁が連携・協力し、人権啓発、人権教育などの普及啓発活動の強化に取り組むとしています。
確定となった熊本地裁の判決では、時効の起算点や国会議員の着任時期などの点で「法律上の問題点がある」と指摘されており、国家賠償法の改善を促されていました。今回の談話ではこのような法律の根本的な改定については言及しておらず、今回はあくまでも政府がハンセン病患者の家族に謝罪と賠償をするだけに留まっています。
首相談話「苦痛と苦難に心からおわび」 ハンセン病家族訴訟で閣議決定
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00000022-mai-pol
政府は12日、ハンセン病元患者の家族への賠償を国に命じた熊本地裁判決の控訴見送りに関し、安倍晋三首相の談話と政府声明を持ち回り閣議で決定した。首相談話は、患者や元患者、家族への「おわび」を明記。訴訟への参加、不参加を問わず、家族を対象とした補償制度を早急に検討すると表明した。首相が家族と直接面会する方針も示した。
ハンセン病家族訴訟「首相談話」「法律上の問題点」政府声明に #nhk_news https://t.co/x8wXmLlfQU
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年7月12日
「一つの幕が開く時きた」 ハンセン病首相談話に原告ら https://t.co/l9JMkmaRrg
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) 2019年7月12日
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