京都アニメーションの放火事件について、超党派議員連盟が政府に支援策を提言しました。
提言された支援策では京都アニメーション向けの義援金に税制面で優遇措置を講じるとしており、提言案を出した超党派の議員連盟は「多くの有能なアニメーターが命を落とすなど、極めて深刻な問題で、政府はあらゆる支援策を速やかに講じる必要がある」とコメント。
アニメーターなど制作に関わる人材の育成支援や被害者のケアが必要だとして、政府に提言書を提出しました。
政府は提言案を参考にして、これから具体的な京都アニメーション支援案を検討するとしています。
一方で、京都アニメーションの失った設備や人材などから、再建には数十億円規模の資金が必要で、今の時点では支援が不足しているところです。既に6億円を超える寄付が集まっていますが、依然として京都アニメーションの再建は厳しく、数多くの優秀な人材が亡くなってしまったことで、かつての作風を取り戻すのも厳しいと言われています。
「京都アニメーション」のスタジオが放火された事件を受けて、超党派の議員連盟はアニメーターなどの育成の支援や寄せられた義援金に税制面での優遇措置を講じることなどを提言し、政府は今後、支援策を検討していくことにしています。
「京都アニメーション火災事件に対する政府への要望」として、会長の古屋圭司議員を先頭に、MANGA議連メンバーで菅官房長官に申し入れをして参りました。国内の皆様からや、海外からの支援の思いを阻害することのない仕組みを含み、あらゆる支援策を速やかに講じる事を要望。 pic.twitter.com/WdF9kmAh8S
— 小野田紀美【自民党 参議院議員(岡山県選挙区)】 (@onoda_kimi) 2019年7月26日
京都アニ火災事件に対し本日、菅官房長官へ「あらゆる支援策を速やかに講じることを強く要望する」要望書をMANGA議連として提出。対応が複数省に跨るので官邸主導は重要。寄付金税務や遺族や被害者への支援の問題等課題は山積。更に政府への働きかけや必要な立法措置検討を粘り強く続けていきます。 pic.twitter.com/dcZeGNzG7F
— 山田太郎 ⋈(参議院議員・全国比例)3日目西し35a (@yamadataro43) 2019年7月26日
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