8月8日にロシア北部アルハンゲリスク州沖の軍施設で大規模な爆発事故が発生し、施設で働いていた原子力科学者5人が死亡しました。
この事故を巡って様々な情報が飛び交っていましたが、国営原子力企業ロスアトム傘下の研究開発機関幹部は放射性物質を使った新型原子力ミサイルの実験を行っていたとコメント。
12日の記者会見でロスアトムのアレクセイ・リハチョフ最高経営責任者(CEO)は「新たな特殊装置の実験中に悲劇的な死を遂げた」と述べ、北極圏に近い軍事施設で「同位元素動力源」を使ったミサイルエンジンの実験中に爆発事故が発生したと発表しました。
この原子力ミサイルは通常のミサイルよりも推進力があり、射程距離も数倍から10倍程度に増えるとしています。
ただ、放射性物質を取り扱っていることから非常にリスクが高く、危険なミサイルとしてロシア以外の国では研究すらあまり進んでいません。
事故現場では放射線量が一時上昇していましたが、現在は平常値に戻っています。
ロシアのミサイル実験中の爆発事故、放射性物質を使った動力源が関与
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-13/PW5VFC6TTDS101
ロシア北部アルハンゲリスク州沖の白海の軍施設で8日、ミサイル実験中に起きた爆発事故を巡り、国営原子力企業ロスアトム傘下の研究開発機関幹部は、放射性物質を使った小規模な動力源が関わっていたことを明らかにした。同事故では従業員の原子力科学者5人が死亡した。
ロシア軍施設爆発 「原子力巡航ミサイル実験の失敗」米大統領 #nhk_news https://t.co/fbbuwkaJnp
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年8月13日
「ロシア爆発事故」a.k.a「原子力推進巡航ミサイル試験事故」に関する小泉さん @解説。
ロシア語読めない我々には助かりますねえ。
そういえば、あんまり関係ないんですが、原子力の推進システムって、原子力の「軍事利用」には当たらないんですよね。 https://t.co/AvhxgoWlNJ— nobu akiyama (@nobu_akiyama) 2019年8月10日
ロシア爆発、兵器用の小型原子炉開発に関連 | 2019/8/13 – 共同通信 https://t.co/uSYM2Oh3oN 小型原子炉だと認めたので、原子力ジェットエンジンであることはほぼ確定。
— JSF (@rockfish31) 2019年8月12日
フォーサイト(8/10):放射線量も上昇「ロシア爆発事故」を引き起こした「秘密兵器」実験https://t.co/nt5gWNmuA4“ニョノクサ市のヴァレンティン・マゴメドフ市民保護課長がマスコミに述べたところによると、8日の11時50分から12時20分にかけて、市の放射線量計の数値が毎時2μSvに上昇したという”小泉悠 pic.twitter.com/JGZlWvj2Ar
— rima (@rima_risamama) 2019年8月11日
これはどの辺が火消しになってるんだろう、付近の放射能レベルが上がる”新技術”の事故という説明、全然安心できなくないですか…?既知の原子力推進式巡航ミサイルの事故の方がまだマシなのでは https://t.co/cXmXS44I6X
— イスラエルエリカちゃん (@syuu1228) 2019年8月12日
・露の軍閉鎖都市で大爆発
・近隣の都市で放射線量が上昇
・「エンジンの事故で死者が出た」とだけ公式発表し詳細は伏せる
・開発中の原子力ジェット推進巡航ミサイルの事故ではないかと推測21世紀になっても流石のロシア…。
爆発がSNSで広まらなければ隠蔽してたよねhttps://t.co/2G55QVU05U— tetsu (@metatetsu) 2019年8月10日
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