*官邸
8月23日に韓国政府が正式に軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄すると通告しました。
軍事情報包括保護協定は日本と韓国が2016年に締結したもので、1年ごとに延長されていますが、どちらかが延長しなかった場合は条約を破棄することが出来ると定められています。今回の韓国の通告によって軍事情報包括保護協定は完全に失効した形となり、アジア情勢にも少なからず影響を与えることになりそうです。
一方で、22日にアメリカは韓国の条約破棄について、「韓国のムン・ジェイン(文在寅)政権が日本とのGSOMIAを延長しない方針を示したことに強い懸念と失望を表明する」との懸念を示す声明を発表しました。
ポンペイオ国務長官も記者会見で「韓国政府の決定に失望している。日本と韓国が対話を続けるよう強く促している」と述べ、日韓に対話を促すとしています。
韓国の条約破棄は北朝鮮以外には利益がない行動だと言え、貿易問題を軍事協定にも持ち込んだ韓国の行動は大問題となりそうです。
GSOMIA 韓国側から協定破棄の通告
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190823/k10012045921000.html
外務省によりますと、日本と韓国の軍事情報包括保護協定=「GSOMIA」について、韓国側から、破棄するとの通告を正式に受けたということです。これによって協定は11月下旬に、発効から僅か3年で効力を失うことになります。
韓国政府が日韓の軍事情報包括保護協定=「GSOMIA」の破棄を決めたと発表したことについて、アメリカ政府は韓国政府に対し、強い懸念と失望を表明しました。アメリカが同盟国に対し強い失望を表明するのは極めて異例です。
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