香港政府のトップ・林鄭月娥行政長官が、容疑者の身柄を中国本土にも引き渡せるようにする逃亡犯条例の改正案を撤回する方向で検討していることが分かりました。
既に複数の香港メディアが報道しており、林鄭月娥行政長官は拡大している抗議活動を収束させるために、市民の要求を一部受け入れる方向で調整しているとのことです。
今夜にも何らかの正式な発表があると見られ、逃亡犯条例を巡る騒動は香港市民の勝利に終わったと言えるでしょう。ただ、中国当局が条例の撤回を認めるかは不透明な情勢で、香港の周囲には今も大量の軍隊が鎮圧用に待機しています。
中国の対応次第では荒れる恐れもあり、今後の動きを見守りたいところです。
香港「容疑者引き渡し条例改正案 撤回表明の見通し」現地報道
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190904/k10012063281000.html
複数の香港メディアは、香港政府トップの林鄭月娥行政長官が、容疑者の身柄を中国本土にも引き渡せるようにする条例の改正案の撤回を表明する見通しだ、と伝えました。香港政府としては市民による抗議活動の要求を一部受け入れることで、事態の収束を図りたい思惑があるとみられます。
【速報】
複数の香港メディアは、林鄭月娥行政長官が逃亡犯条例改正案を完全に撤回する見通しだと報じた(香港時事) https://t.co/ISa66PhO31— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) 2019年9月4日
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