*東電停電情報
9月17日に東電が記者会見を開き、一部の地域で作業を前倒しして、9月20日までには復旧させると発表しました。
東京電力によると、9月18日午前の時点で停電している建物の数は約4万7300軒となっており、遅くても今月27日までの完全復旧が視野に入っているとのことです。
また、今月27日までに復旧予定とされていた地区について、その内の85地区では前倒しで20日までに復旧する見通しとなりました。依然として断水と停電が続いている世帯が多いですが、徐々に復旧が進んでいると言えるでしょう。
一方で、停電と断水の長期化によって下水設備も停止状態となり、一部で溜まった汚水が停滞してしまっています。このままだと下水が家庭用の排水溝に逆流する恐れがあるとして、行政や水道事業者が急いで対応を行っているところです。
台風の影響による断水からの復旧は徐々に進んでいますが、千葉県の一部の地域では水道が利用できない状況がいまも続いています。
千葉県によりますと18日午前7時現在で、県内にある4つの水道事業体が供給する合わせておよそ8500世帯で依然として断水しています。
地域別では
▽君津市と富津市、袖ケ浦市、木更津市を管轄するかずさ水道広域連合企業団でおよそ7240世帯
▽多古町でおよそ700世帯
▽南房総市で515世帯
▽鋸南町で58世帯ととなっています。
断水の解消進むも下水処理に課題 千葉 多古町
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190918/k10012086741000.html
千葉県多古町では上水道で断水の解消が進む一方、一部の地域では下水を処理施設に送る設備が停電で止まったままで、汚れた水がマンホールにたまってしまう事態になっていて町が対応に当たっています。
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