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千葉県の大停電で非常用発電機の半数超が使われず・・・ 計468台の発電機、台風後の貸し出しは6台だけ


千葉県の大停電で、県が保管していた非常用発電機の大半が活用されなかったことが分かりました。
報道記事によると、千葉県は県内の13の防災倉庫に発電機を計468台も備えていますが、台風15号の通過後に使われたのは僅かに計6台だけで、他の非常用発電機は倉庫で眠った状態だったとのことです。

貸し出しが少なかった理由について県は「2町以外からの要請はなかった」「県民への直接の貸し出しは想定されていない」と説明しており、市町村から要請が無かったのが原因だとしていました。
ただ、災害のような非常事態だと連絡すら困難になるわけで、県が柔軟な対応をして、発電機を積極的に開放をしなかったのは強い疑問があると言えるでしょう。

さらに言えば、市町村側が非常用発電機の存在を認識していたのかどうかも不明で、県の告知や貸し出し体制を含めて、情報を精査する必要がありそうです。

 

非常用発電機の半数超が活用されず 千葉県、倉庫に眠る
https://www.asahi.com/articles/ASM9N5RKXM9NUDCB00Q.html?ref=tw_asahi

この日開かれた県の災害対策本部会議の資料などによると、県は県内13の防災倉庫に発電機を計468台備えている。今回の台風通過後に貸し出したのは、市町村には鋸南(きょなん)と神崎の2町で計6台だけ。県警向けが210台で、主に信号機を動かすために使われた。残り約250台は防災倉庫に眠った状態という。

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