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関西電力の金品受領問題、電力会社は昨年9月に把握するも公開せず 「違法とまではいかないと判断した」


関西電力の金品受領問題で、電力会社側は昨年9月の時点で問題を把握していたのに、情報を開示していなかったことが分かりました。

この問題では関西電力の八木誠会長ら経営幹部が、福井県高浜町の森山栄治元助役から総額3億2000万円相当の金品を受け取っていたことが国税局の税務調査で指摘され、27日に経済産業省への訪問と合わせて謝罪会見を行ったことで発覚。
経済産業省は関西電力に対して電気事業法に基づき、速やかに書面で事実関係を報告するよう求めています。

関西電力によると、金品は八木会長や岩根茂樹社長のほか、原子力事業本部長などを歴任した豊松秀己元副社長ら原子力部門の幹部らを中心に金品提供があり、社内調査は昨年7月の段階で行われていたとのことです。
昨年9月には社内調査の結果がまとまるも、関西電力は情報を公開しませんでした。

岩根社長は記者会見で、「(金品授受は)不適切だが、違法とまではいかないと判断した」などと理由を語っていましたが、情報を把握していたのに公開しなかったのは意図的な隠蔽行為だと言えるでしょう。

一方で、野党議員からは「関電はこんな言い訳が通用するとでも思っているのか」「原発ムラの徹底追及を」との声が飛び交っており、この問題で電力会社の責任を追求するとしていました。

 

金品授受、原発部署の幹部中心=昨年9月に問題把握も公表せず-関電
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190927-00000137-jij-soci

関西電力の八木誠会長ら経営幹部が、福井県高浜町の元助役(故人)から総額3億2000万円相当の金品を受け取っていた問題で、元助役が原発の担当幹部を中心に金品を提供していたことが27日、分かった。

関電 経産省の指示受け事実関係など報告へ 多額の金品受領で
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190928/k10012102931000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_010

関西電力の会長や社長など合わせて20人が、原子力発電所がある福井県高浜町の元助役から総額3億2000万円に上る金品を受け取っていたことについて、関西電力は経済産業省の指示に基づき事実関係や原因の究明を行い、報告することになりました。

 

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