*関電
関西電力の幹部らが福井県高浜町の元助役・森山栄治氏から多額の金品を受け取っていた問題で、監査役が昨年秋ごろから情報を把握していたのに、取締役会への報告を見送っていたことが分かりました。
報道記事によると、監査役会は2018年秋に社内調査として受け取っており、その情報を「おおむね妥当」と結論づけ、重要案件として取締役会に報告をしなかったとのことです。社外監査役にも問題が共有され審議されましたが、いずれも情報を公開するとの判断には繋がりませんでした。
監査役会は会社経営の問題点を調べるための組織で、関西電力は監査体制を含めて、大幅に体制を見直す必要がありそうです。
関電監査役は昨秋把握 金品受領、取締役会に諮らず
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50584660U9A001C1AM1000/
関西電力の役員ら20人が福井県高浜町の元助役、森山栄治氏(今年3月に死去)から約3億2千万円相当の金品を受領していた問題で、同社の監査役会が2018年秋に報告を受けた社内調査結果について、おおむね妥当と結論づけ、重要案件として取締役会に諮っていなかったことが4日、関電への取材で分かった。
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