香港の対立が激化しています。
10月4日に香港政府はデモ参加者のマスクや覆面の着用を禁止する「覆面禁止法」を制定し、香港全土で取り締まりを強化しました。植民地時代の緊急状況規則条例(緊急条例)を発動したもので、同日午後には覆面禁止法に抗議する大規模なデモ運動が頻発。香港政府がマスクを禁止したことで、逆に抗議運動が強まった形です。
さらには警察官による拳銃発砲が相次ぎ、14歳少年が脚を撃たれて重体となりました。先日にも男子学生が警察官に撃たれて重症となったばかりで、警察の銃撃行為に香港市民の怒りもドンドン高まっています。
一方で、香港当局はデモ隊に工作員などを送り込み、デモ隊が破壊行為を繰り返していると宣伝するも、実際には香港当局の関係者だった事例が多数発生。お互いに正当性を海外にアピールする情報戦の模様になってきています。
香港政府、デモ参加者のマスク禁止 多数が激しい抗議
https://www.bbc.com/japanese/49932633
デモが続く香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は4日、デモ参加者のマスクや覆面の着用を禁止する「覆面禁止法」を制定したと発表した。植民地時代の緊急状況規則条例(緊急条例)を発動したもの。これに反発し、同日午後には数万人が抗議行動に参加した。
香港の複数のメディアは、中国本土に近い、香港の元朗地区で日本時間の4日夜、14歳の少年が拳銃で撃たれて太ももにけがをし、病院に運ばれたと伝えました。
少年は、意識はあるということです。当時の詳しい状況はわかっていませんが、非番の警察官が拳銃を発射し、その後、大勢の市民がこの警察官を殴ったり火炎びんを投げつけたりしたと伝えています。
香港政府がついに「緊急状況規則条例(緊急法)」を発動したね。「覆面禁止法」が手始めで、これから市民の自由と人権をどんどん奪っていくだろう。議会の審議を必要としない強権を持つ法律で、自民党の会見草案にある「緊急事態条項」がこれだ。香港では発動したではないかとの安倍さんの屁理屈が怖い。
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) 2019年10月5日
香港情勢が、一気に「動乱」→武力鎮圧 へと進む怖れが出てきた今、在香港邦人は何人いて、その安全確保の対応はどうなっているのか。国会議員の皆さん、在外国民の生命を守るためにも、今こそ日本政府、そして香港当局、中国政府に対し声を上げる時です。わが国の国会が正常に機能するよう望みます。 https://t.co/qAE6mtSkt4
— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) 2019年10月5日
「戒厳令」下で、ほとんどだ〜れもいない香港セントラル。こんな光景初めて見たよ…。 pic.twitter.com/kPi51Vkm8g
— 吉田一郎 (@no_saitama) 2019年10月5日
市民舉手以英文讀出
“ 5 demands, not one less ”香港人! pic.twitter.com/rUZgBp6sNB
— Laola (@hkyhq) 2019年10月5日
これは合理的な逮捕手段とは言えるの?
どんな国でも、警察の責任は市民を守るべきじゃない?何で #香港警察 は証明書も出さないままで市民を傷つけるの?
市民が敵に見えるから?市民は「ゴキブリ」だから?#人権侵害 するなんて絶対許せない!#香港 #香港デモ #香港警察解散 pic.twitter.com/cdz4Lk9SCw— Tsubame🇭🇰🇯🇵 (@tsubame_hk) 2019年10月5日
*【因果は巡る】「1967年、当時まだイギリス領だった香港で反英暴動が起こった」
… このとき英植民地政府は「緊急法令」を出して抑圧しようとしたが、独立派は「愛國無罪、抗暴有理」(国を愛することに罪はなく、暴政に抗議するのは当然)という標語で抵抗を続けた。 pic.twitter.com/apV3jloUp9
— Hiroshi Matsuura (@HiroshiMatsuur2) 2019年10月5日
デモ団の携帯を破壊する。
これが警察?#antiELAB#香港デモ pic.twitter.com/o6WPH6JNSS— デーモン@願榮光歸香港 (@hkgdemon) 2019年10月2日
中国政府支持者が2つの斧を持って、デモ参加者を襲撃。あまりにも人数差が大きいから敗北した、返り討ちされた。🥴
親中国メディア再びニュースを捏造し、「デモ参加者が無実な市民を襲撃」の嘘をした。😠🤮#香港デモ #chinazi #HongKongProtests pic.twitter.com/3xnORPGVAS— Carl Chan @香港保衛戰 (@CarlChan19) 2019年10月5日
#緊急状態 #香港 #香港デモ
香港浸會大学(九龍塘、1枚目)、香港理工大学(紅磡、2、3枚目)、抜萃男書院(旺角、4枚目)など香港各地の解放軍駐屯地から解放軍が大量に出現する。
安全のため警戒せよ。繰り返します。警戒せよ。 pic.twitter.com/BNJhyRhcZ1— 矢歩祐@香港 (@yuu_yabu) 2019年10月4日
香港デモ マスク禁止法への最大の抵抗は みんながマスクをする事なんですね。数十万単位の民衆を全員拘束できるのかという話 やれば香港政府が国際的非難の的になり、中国のウイグル問題が世界に再認識される。
— 渡邉哲也 (@daitojimari) 2019年10月4日
「中国人も味方につけて民主活動するべきだ」「非暴力のデモだけをするべきだ」
このような主張をする日本人が多いが、民主派の活動も含めれば30年以上そんなことは香港人はやってきた。
だが、結果は中国が民主化はせず香港が独裁化してしまった。
中国人も民主化を望まず香港人をバカにしている。— 香港独立派・自決派・本土派_情報館 (@kkhhlhh) 2019年10月5日
2014年、ウクライナ前政権も同じバカな失敗した。大規模なデモを抑えたくて、覆面禁止法や無許可デモ禁止法や街宣車禁止法等むりやり通して、力で抗議者を黙らせようとした。結局より多くの市民がデモに参加するようになっただけ。民主化の要求に独裁化で答えることは香港政府の終わりの始まり https://t.co/dFZGhU1RcH
— ナザレンコ・アンドリー (@nippon_ukuraina) 2019年10月4日
緊急法を利用し、覆面禁止法を成立させたことは、香港の終わりの始まりだと思います。
香港政府は今日マスクを禁止できれば、明日は夜間外出を禁止でき、明後日はインターネットも禁止できます。とにかく、政府の権力は無限大となり、市民の権利と自由が全部奪われます。
— 周庭 Agnes Chow Ting (@chowtingagnes) 2019年10月4日
今日係全民口罩日!覆面禁止令はそもそも無許可のデモに対して覆面を禁止する狙いもありおかしな法案 今日は抗議のため一日覆面でとなって通勤でもヘルメットの人を見かけた お年寄りも抗議してる#反幪面法 #香港 pic.twitter.com/LHyPaXqW6n
— Kanatin in Hong Kong (@kanatin) 2019年10月4日
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