今年最強の台風19号が日本列島に接近していることを受けて、気象庁が緊急の記者会見を行いました。
記者会見で気象庁は「非常に強い勢力を保ったまま、12日から13日にかけて、西日本から東日本に接近または上陸するおそれがある」と述べ、上陸時も弱まる可能性は低いと指摘。
その上で、高波や高潮などにも警戒をするように促して、「台風第15号や昨年の台風第21号と同程度の暴風被害が発生する可能性があります」と呼び掛けていました。
気象庁が上陸の3日以上も前から緊急記者会見を開くのは異例で、それだけ規模の大きな異常台風であることを示していると言えるでしょう。
また、政府も10月8日午後1時に総理大臣官邸の危機管理センターに「情報連絡室」を設置し、情報収集と警戒を行っています。台風19号の勢力は10月9日昼時点で915ヘクト、最大瞬間風速75メートル。
上陸時の勢力は940~960程度まで弱まると予想されていますが、それでも2000年代最強クラスの台風となりそうです。
気象庁 台風19号報道資料
https://www.jma.go.jp/jma/press/1910/09a/20191009_1400.pdf
台風19号の今後の見通しなどについて、気象庁の黒良龍太主任予報官が9日午後2時から記者会見を開き「台風は非常に強い勢力を保ったまま12日から13日にかけて、西日本から東日本に接近、または上陸するおそれがある。台風は大型のため、広い範囲で大きな影響を受けるおそれがある」と述べました。
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