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気象庁が臨時会見!「1200人以上が犠牲者となった狩野川台風に匹敵する」「上陸時は関東で瞬間風速60m」


10月11日に気象庁が臨時の記者会見を行いました。

記者会見の中で気象庁は「伊豆に加えて関東でも土砂災害が多発し、河川の氾濫が相次いだ昭和33年の狩野川台風に匹敵する記録的な大雨となるおそれもある」と述べ、1200人以上の犠牲者が出た昭和33年9月の狩野川台風に匹敵すると言及。

台風の雨雲が非常に大きいことから、台風の本体から離れた場所でも大雨になる恐れがあるとして、「あす12日からあさって13日にかけて東日本を中心に西日本から東北の広い範囲で猛烈な風が吹いて海は猛烈なしけとなり、記録的な暴風となるところもある見込みだ。台風本体の非常に発達した雨雲がかかるため、広い範囲で記録的な大雨となる見込みで、大雨特別警報を発表する可能性がある」などと注意を促していました。

12日までに予想される最大風速(最大瞬間風速)は以下のとおりです。
東海地方、 45メートル(60メートル)
関東甲信地方 40メートル(60メートル)
近畿地方 30メートル(45メートル)
東北地方 28メートル(40メートル)
北陸地方、四国地方 25メートル(35メートル)
中国地方、小笠原諸島 23メートル(35メートル)
九州北部地方 22メートル(35メートル)
北海道地方、九州南部 20メートル(30メートル)

場所によっては24時間で800ミリ前後の記録的な雨量となり、強風と同時に大雨や洪水にも警戒が必要だと言えるでしょう。ピークの時間は12日昼ごろから13日朝にかけてで、明日からの24時間は最大級の警戒をしてください。

 

台風第19号について(10月11日)
https://www.jma.go.jp/jma/press/1910/11b/201910111100.html

台風第19号 (ハギビス)
https://www.jma.go.jp/jp/typh/1919.html

令和元年10月11日12時45分 発表
<11日12時の実況>
大きさ 大型
強さ 非常に強い
存在地域 父島の西北西約450km
中心位置 北緯 28度05分(28.1度)
東経 137度50分(137.8度)
進行方向、速さ 北北西 25km/h(13kt)
中心気圧 925hPa
中心付近の最大風速 50m/s(95kt)
最大瞬間風速 70m/s(135kt)
25m/s以上の暴風域 東側 370km(200NM)
西側 280km(150NM)
15m/s以上の強風域 東側 750km(400NM)
西側 650km(350NM)

気象庁「1200人以上犠牲の狩野川台風に匹敵 特別警報も」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191011/k10012122671000.html?utm_int=all_side_ranking-social_004

台風19号について、気象庁は午前11時から記者会見を開き、静岡や関東で1200人以上が犠牲となった狩野川台風に匹敵する記録的な大雨となり、大雨の特別警報を発表する可能性もあるとして、厳重な警戒を呼びかけました。

 

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