台風19号の上陸時に東京都台東区の自主避難所がホームレス(路上生活者)の受け入れを拒否したと件で、安倍晋三首相が国会でコメントを出しました。
安倍首相は国民民主党の森ゆうこ議員からの質問を受けて、「避難所は、災害発生後に被災者の生命身体などを保護するために、被災者が一時的に生活を送るために、設置されたものであり、各避難所では避難したすべての被災者を適切に受け入れることが望ましい」と述べ、避難所は全ての被災者を受け入れるのが原則として望ましいと強調。
関係自治体に事実関係を確認した上で、今後の対応を強化するとしています。
避難所のホームレス受け入れ拒否については、ネット上の意見も賛否両論となっており、「避難所側も安全のために選び権利がある」「来た人は全員受け入れるべきだ」などと様々なコメントが飛び交っていました。
安倍首相が具体的な言及をしたことで、各省庁にも全員受け入れの方針が徹底されることになりそうです。
路上生活者、台風19号の避難所入れず 台東区「住所ないから」
https://mainichi.jp/articles/20191013/k00/00m/040/082000c
台風19号の被害が拡大した12日、東京都台東区が、路上生活者など区内の住所を提示できない人を避難所で受け入れていなかったことが、同区などへの取材で明らかになった。
参議院予算委員会では台風19号についての質疑が集中して行われたあと、総括質疑が行われました。
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