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東京の二子玉川氾濫、「堤防建設の反対派が原因」は嘘?氾濫した場所は上流側 反対運動の場所とは異なる


台風19号で氾濫した東京の二子玉川について、ネット上では「堤防反対運動が原因だ」などと言われていますが、これは間違っている可能性が浮上しています。

週刊文春が実際に地元を調査したところ、堤防反対派が争っていた場所は二子玉川の下流側であり、今回の台風19号で氾濫した上流側とは異なる場所だったことが発覚。しかも、下流の堤防は何年も前に工事が終了し、行政も数年後を目処にして上流側の堤防建設を始めた最中でした。

上流側の堤防建設は台風19号には間に合いませんでしたが、こちらは住民との話し合いも問題なく進んでいたと報じられています。

災害になるとネット上で色々と憶測が飛び交うことが多いですが、この件に関しては堤防反対運動と川の氾濫に直接的な関係は無さそうです。

 

二子玉川地区の河川氾濫は人災か? 堤防建設問題を反対派と国交省に直撃《台風19号水害》
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191016-00014751-bunshun-soci&p=2

今回氾濫したポイントは「上流側」。たしかにここには堤防がない。なぜか。多摩川の堤防を管轄している国土交通省京浜河川事務所に聞いた。

「そもそも橋(二子橋)を境にして、下流と上流を分けて考えています。下流側は工事が終わっていて、上流側は新たに堤防を造ろうと今もワーキング(世田谷区と区民との話し合い)というかたちで進めているところでした」

 

 

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