台風21号が非常に強い勢力を維持したまま小笠原諸島に向けて移動しています。
気象庁によると、10月23日夜の時点で台風21号は最大瞬間風速70メートル、中心気圧940ヘクトパスカルとなっており、そのまま非常に強い勢力で明日には小笠原諸島と接触する見通しです。
台風21号は小笠原諸島を通過した後に北東方向へと向かうことから、日本列島に直撃することは無いと見られています。
ただ、台風21号とは別の巨大な低気圧が発生中で、それと合わさる形で24日夕方ごろから日本列島の広い範囲が大雨となるでしょう。
24日夕方から25日夕方までの24時間に降る雨の量は、関東の多いところで100ミリから150ミリと予想され、台風19号の被災地では普段以上に厳重な警戒が必要です。
西日本なども荒れた天気になる可能性が高く、外出の予定がある方は今後の天気予報に注意してください。
気象庁 台風第21号 (ブアローイ)
https://www.jma.go.jp/jp/typh/
令和元年10月23日21時45分 発表
<23日21時の実況>
大きさ –
強さ 非常に強い
存在地域 硫黄島の南東約110km
中心位置 北緯 24度05分(24.1度)
東経 142度00分(142.0度)
進行方向、速さ 北 20km/h(12kt)
中心気圧 940hPa
中心付近の最大風速 50m/s(95kt)
最大瞬間風速 70m/s(135kt)
25m/s以上の暴風域 全域 110km(60NM)
15m/s以上の強風域 北東側 280km(150NM)
南西側 220km(120NM)
非常に強い台風21号は、24日小笠原諸島に接近する見込みで記録的な暴風が吹くおそれがあり、厳重な警戒が必要です。また、台風とは別の低気圧の影響により24日以降、西日本と東日本の各地で、まとまった雨が降る見込みで、気象庁が警戒を呼びかけています。
【週末にかけて大雨注意】今日は秋晴れのところが多くなりましたが、九州では昼頃から所々で雨が降り出しています。特に24日(木)〜25日(金)は西日本で、25日(金)〜26日(土)は東日本や台風で被害を受けた地域を中心に雷を伴った激しい雨が降り、大雨になるおそれがあります。https://t.co/dydHin7EUk pic.twitter.com/S1UPG1czQd
— ウェザーニュース (@wni_jp) 2019年10月23日
台風21号は週末にかけて本州の東の海を北上していきます。ということで台風の影響を受けることはないのですが、それとは別に低気圧があるので大雨になるところが出てきそうです。
木曜は西日本、金曜は関東など東日本に活発な雨雲がかかります。台風15号・19号の影響を大きく受けた地域では警戒です。 pic.twitter.com/61DMxmx9fx
— アバンギャルド河津🌘お天気キャスター (@makotokawazu) 2019年10月23日
非常に強い台風21号は明日24日明け方～昼前に小笠原諸島にかなり接近，記録的な暴風が吹くおそれがあります．現地の皆様，暴風と高波に厳重に警戒を．台風は本州の天気に直接影響はしない予報ですが，東～西日本太平洋側の海は警報級の高波になる可能性があります．最新の台風情報にご留意下さい． pic.twitter.com/X1rEB4NhAa
— 荒木健太郎 (@arakencloud) 2019年10月23日
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