*首里城
沖縄県の世界遺産「首里城」の焼失について、約5万5000枚の瓦(かわら)の復元が困難になっていることが分かりました。
かつての首里城に使われた瓦を作った職人は他界しており、現在では採取が困難な土を原料していることから、誰も再現が出来ないと報じられています。瓦職人の組合によると、他界した職人だけが土の配合や焼く温度を知っていた状態で、同じ瓦の再現は不可能だとしていました。
現在は臨時の対応策として焼け残った瓦を廃棄せずに、可能なかぎり再利用するよう沖縄県に要請しています。
また、前回の首里城再建でも特殊な木材が日本国内に無く、海外から輸入して何とか首里城を完成させたという経緯がありました。
国は「国が責任を持ってやることが必要だ。必要な予算は必要なときに必ず計上するというのが安倍総理大臣の考えだ」とのコメントを出して、全力で首里城の復元を支援するとしていますが、完全復旧への道程は非常に厳しいのが現実だと言えるでしょう。
瓦職人の組合によると、正殿に使用された5万5,000枚の瓦は、現在では採取が困難な土を原料にしている。
また、土の配合や、焼く温度を知る当時の職人が他界しているという。
こうした状況から、組合は、首里城の瓦を再現することは不可能だとして、焼け残った瓦を廃棄せずに、可能なかぎり再利用するよう、沖縄県に要請している。
那覇市の首里城の火災から4日がたち、衛藤沖縄・北方担当大臣は4日、現場を視察しました。そして、必要な財政支援を行うことも含め国が責任を持って再建を進める考えを強調しました。
「沖縄の誇り」#首里城。
沖縄戦で焼失し、残った資料も少ない中での復元は困難だと言われていましたが、職人や宮大工、研究者や県民の「沖縄の歴史を取り戻そう」という一心から、様々な知恵と沢山の人々の力を合わせて、今年の2月、三十数年かけた復元工事をついに終え、完成したばかりでした。 pic.twitter.com/o2Oe6QH8d6
— おきなわLikes (@okinawa_likes) 2019年10月31日
首里城を復元した時、当時の資料が少なく屋根瓦の色さえわからず、当時をしるおじいさんに聞いても「赤だ、いや黒だ」と意見がまちまちで結局中国風のイメージということで赤にしたそうだ。
ところが、近年、アメリカ軍が撮影した戦前の首里城の映像が出て来た。 pic.twitter.com/ZOLuasnVfu— massa (@masaito44327620) 2019年10月31日
NHKが焼失前の首里城を超高精細映像をもとに3D映像化していました。すごい出来栄えです。これは復元の助けにもなると思います。4Kでの細部アップに耐えうる高精細な立体画像があるそうです。ありし日の首里城をしのぶ意味でもとても貴重な映像です。https://t.co/7kcbdTSNJ7
— 小川一 (@pinpinkiri) 2019年11月1日
沖縄の人々の精神的なシンボルであった首里城の正殿が全焼してしまいました。悲しみにくれておられる全ての方々に心からお悔やみを申し上げます。私もこの報に触れて呆然としました。一刻も早く再び復元され、ウチナーンチュのみなさんの涙が止まりますよう祈っています。
— 鳩山由紀夫 (@hatoyamayukio) 2019年10月31日
復元された首里城へVRで行ってみた。
皮肉にも首里城に行くのはこれが初めて。
あれからまだ数日というのに、ここまで生成出来てしまうとは。素晴らしいな。
SketchfabのWebVRhttps://t.co/fwDAdgbGv0 pic.twitter.com/AqrBeNfz11
— 龍 lilea (@lileaLab) 2019年11月4日
首里城の瓦が職人死去他の事情で再現不可能と言うのが流れてきたけど、たった一つ残された外装用の煉瓦から復元に成功した三菱一号館の事例を知っている身からすると、ちょっと諦めるの早過ぎるのでは?と思ってしまう……https://t.co/TeNtWxGEiF
— Vista (@NCF800) 2019年11月5日
首里城正殿の赤瓦が焼失前のように復元できない要因に当日関わった職人達が他界したというショッキングニュースが飛び込んできたけど旧来の「見て盗む」職人ならではの相伝姿勢が時代にそぐわない事が示されましたね。材料確保問題もあろうけど今回の焼失は職人の技術相伝の在り方も問われているのでは
— 花城健@かりゆしウェア&革靴野郎 (@gappai2323) 2019年11月5日
こういうの聞くと、現存している希少な職人技術は記録として残すべきだと感じる。
首里城の瓦職人「当時の職人が他界し再現不可能」 「焼け残った赤瓦の再利用を」 (FNNさくっとニュース) https://t.co/ZeRefidgCd #linenews
— 悶太 (@monta190) 2019年11月5日
やっぱりそうだよね。https://t.co/KiXP8SemUb
『首里城の瓦職人「当時の職人が他界し再現不可能」 「焼け残った赤瓦の再利用を」』やっぱりこの際だからさ、今にも消えてしまいそうな、けれど繋いでいきたい伝統文化の技術リストアップして、それらを学び・育てるプラットフォームとか作りたい! https://t.co/o4M80mmNvS
— Eri Shimomukai (@erishimomu) 2019年11月5日
えー、これ焼失はお気の毒ではあるけど、歴史的な考証再現をしてきたのに瓦の製法や材料を研究、記録して再現性を持たせてこなかったってこと……? 何のための再建だったのか。 / “首里城の瓦職人「当時の職人が他界し再現不可能」 「焼け残った赤瓦の再利用を」(フジテ…” https://t.co/S52kgHL2Dg
— 星崎連維@ISF08→C97 ソ-18b (@rennstars) 2019年11月5日
首里城の瓦職人「当時の職人が他界し再現不可能」 「焼け残った赤瓦の再利用を」 https://t.co/I98VIkWNth それはまた残念なことだけど、そうなると、この火災がなくても早晩失われるものだったかもしれませんね……
— いろもく (@iromoku) 2019年11月5日
首里城の瓦を作った職人がすでにいないとニュースで言っていて。
いやいや奥原先生まだ60代でしょう⁇と思って調べたら五年前に63歳で他界されていてびっくり。
制作ノートとか残していらっしゃらないのか…うーん。2014年の記事。↓https://t.co/nytgf29fgG
— Sandar (@SandarHax) 2019年11月5日
柱にしても瓦にしても1枚3000円のパンケーキみたいなもので、技術が失われて出来なくなって価格の妥当性に気がつく。 / 首里城の瓦職人「当時の職人が他界し再現不可能」 「焼け残った赤瓦の再利用を」 https://t.co/VDnwi6G8sW
— gamewalker (@theGameWalker) 2019年11月5日
伊勢神宮や出雲大社のように、技術の伝承をするため、数十年に一回は修復工事をすべきでしょうね。
首里城 瓦職人他界し再現不能 https://t.co/anHNO1ty2D #Yahooニュースアプリ— 郡山のジュリーまにあ (@JulieKoriyama) 2019年11月5日
技術の継承問題だよね。どの分野でも伊勢神宮のように、定期的な継承は必要になるよね。後は、3Dスキャンなどによる、デジタルデータ化かな。他の文化財でも進めた方が良いよね。
首里城の瓦職人「当時の職人が他界し再現不可能」 「焼け残った赤瓦の再利用を」 https://t.co/LzjxqizoWz #NewsDigest— 黒川 和嗣(Kazushi Kurokawa) (@kkazushi_jp) 2019年11月5日
いいね!しよう