英語の民間試験が延期された「大学入学共通テスト」に新たな懸念です。共通テストには、国語と数学に記述式の問題が導入されますが、採点を任された民間事業者に、大学入試センターから問題と正答例が試験を実施する前に知らされる仕組みになっていることが分かりました。センターは、採点を迅速に行うためとしていますが、専門家は、「試験の前に、民間事業者に問題などが知らされれば、漏えいなどの懸念がある」と指摘しています。
センター試験元出題者としては、これほど人を愚弄する話もない。
駒場東大前のあの建物から事前に漏れ出てしまわないように、どれだけの手立てがとられてきたと思っているのか。https://t.co/U0X9nZBWiJ
— 国立研究開発法人原田知世研究機構 (@norinori1968) 2019年11月12日
「まさか」がほんとうに。ベネッセの記述式採点では問題と正答を「前ばらし」。大学ではぜったい禁じ手です。ベネッセは記述式対策もする会社。しかも採点者は…。 https://t.co/vc24nMh2xB
— 阿部公彦 (@jumping5555) 2019年11月12日
受験生「あっ、これ進研ゼミでやったやつだ!」https://t.co/W5toHv8CQG
— 春名風花 official (@harukazechan) 2019年11月12日
国語と数学の記述式も、もうやめた方がいい!
英語の民間試験が延期された「大学入学共通テスト」に新たな懸念です。共通テストには、国語と数学に記述式の問題が導入されます… https://t.co/09mjoXeVmG
— 参議院議員森ゆうこ (@moriyukogiin) 2019年11月12日
採点請負事業者が事前に問題や正答例を把握するという指摘。かつて4000万人の個人情報を漏えいさせた「試験の教材を販売する教育産業の関連会社」が試験実施前に問題や正答例を知ることになる。萩生田文部科学大臣はこの不公正、露骨な利益相反を認めるのか。https://t.co/AlijFEX4r7
— きいたかし(城井崇) (@kiitakashi) 2019年11月12日
ほぼ公平な採点が不可能にも関わらず、現政権がゴリ押ししている共通入試の記述式問題。何と、本番の試験内容を事前にベネッセ社が把握できるようになっているという。不正利用の危険性のみならずベネッセ社は3500万件以上の個人情報漏洩を起こした会社。狂気の沙汰だ。 https://t.co/OdH5pp2laG
— 異邦人 (@Narodovlastiye) 2019年11月12日
日本さんが教育を軽視するから、文科省がおバカさんの集まりになっちゃったじゃないのさ。
「守秘義務を守ってもらって」ってあのね、ベネッセったら2900万人の個人情報流出させた会社ですよ。もう救いようがないわコレ。https://t.co/INSsgI58MW— 枇杷 (@loquat_priest) 2019年11月12日
センター試験では問題の流出がないように、二重にも三重にも警戒体制を敷いていたことを考えれば、これまでのセンター試験の制度がいかに優秀であったかわかります。大学入試の前提は「公平であること」「公正であること」。ともに、現政権が軽視している価値ですよね。 https://t.co/GFuk7vTCO3
— じこぼう (@kinkuma0327) 2019年11月12日
●管理人コメント
事業を委託されているベネッセは過去に数百万人規模の情報漏えいを起こしている上に、回答を民間事業者に手渡す行為は何処であろうと漏れるリスクがあります。
更に酷いパターンだと、民間事業者ということで政治家などに買収され、特定の人物だけを優遇するシステムに変えられてしまう恐れもあると言えるでしょう。
実際に海外だと不正入学の温床となった事例もあり、日本も他人事ではないです。英語だけではなく、全ての民間試験を止めるべきで、民間試験なんて無くても、従来通りのセンター試験で十分だと私は感じています。
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