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安倍晋三首相、ローマ教皇との会談で核廃絶への決意表明!核兵器禁止条約には加盟しないまま・・・


11月25日に安倍晋三首相は来日しているローマ教皇と会談を行い、その中で核廃絶への決意を表明しました。

会談の中で安倍首相は「私達はこれからも核兵器国と非核兵器国の橋渡しに努め、双方の協力を得ながら、対話を促す努力において、決して倦(う)むことはないと、ここに申し上げます」と述べ、核兵器を無くすために日本は行動を続けると強調。
フランシスコ教皇の姿勢に感銘を受けたとした上で、「貧しい人、恵まれない人々に常に寄り添い続ける教皇の姿を近くに拝見し、私もまた、世界をより良き場所とするため、たゆまず前進してまいりたいと、決意を新たにしています」などと語っていました。

今回の訪日ではフランシスコ教皇が全世界に向けて軍備縮小や核兵器廃絶に向けて動くように呼び掛けており、それを受けて安倍首相もこのような発言をしたと見られています。

ただ、日本政府は国連の核兵器禁止条約に加盟しておらず、フランシスコ教皇が懸念している核兵器の拡散に消極的な姿勢が続いている状態で、安倍首相の発言には違和感を覚えるところです。

 

首相官邸 ローマ教皇フランシスコ台下との会談等
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201911/25vatican.html

一枚の、写真があります。ところは、長崎近郊のどこか。時は、1945年、原爆が炸裂(さくれつ)した後の、恐らく夏から秋に変わる頃です。写っているのは、10歳くらいの男の子です。その背中に、力なく瞑目(めいもく)しておぶさるのは、年下の弟のようです。少年が裸足で、直立不動、気をつけの姿勢で立つ、その場所は、焼き場なのです。おぶった幼な子は既に命が絶えていて、彼はその子を、土へ返しに来たのです。

この写真を教皇は、カードにされた。『唇は、噛(か)み締め続けたせいで、血をにじませている。この子の悲しみを表すものといっては、ただそれだけだった』と解説を加え、『戦争がもたらすもの』いう言葉と署名を付して、広く配布されました。昨日、長崎でなさった祈りの場でも同じ写真を使われています。

私は、言葉を失います。原爆がもたらした、悲しみと、苦痛の重みに。それを思いやり、大きな心を寄せてくださる、教皇の、祈りの深さに。日本とは、唯一の戦争被爆国として、『核兵器のない世界』の実現に向け、国際社会の取組を主導していく使命をもつ国です。これは、私の揺るぎない信念、日本政府の確固たる方針であります。私たちはこれからも、核兵器国と非核兵器国の橋渡しに努め、双方の協力を得ながら、対話を促す努力において、決して倦(う)むことはないと、ここに申し上げます。

 

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