10月の経済統計が発表されましたが、いずれも過去最悪クラスの減少幅を記録していました。
日本の新車販売数は前年同月比で24.9%減の31.5万台となり、大手自動車メーカーは殆どがマイナスに転落。全国百貨店売上高も10月分は前年同月比で17.5%の減少を記録し、3ヶ月ぶりの大きなマイナスとなりました。
また、家電大型専門店でも売上高が前年同月比で14.2%減の2659億円に落ち込んでいます。さらには主要総合スーパー13社の月次営業情報を見てみると、イオンリテール7.7%減、イトーヨーカ堂8.8%減、ドン・キホーテ6.9%減、イズミ9.3%減、ユニー3.5%減など12社が前年割れ。
ここまでほぼ全ての数字がマイナスとなった要因は10月の消費増税だと考えられ、台風などの天候不順を考慮しても、尋常ではない減少幅となっていました。
商業動態統計速報(2019 年 10 月分)
https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syoudou/result/pdf/h2sskihan.pdf
総合スーパー/10月売上イオン7.7%減など、増税反動減が鮮明に
https://www.ryutsuu.biz/sales/l112842.html
流通ニュースがまとめた主要総合スーパー13社の月次営業情報によると、10月の既存店売上高は、イオンリテール7.7%減、イトーヨーカ堂8.8%減、ドン・キホーテ6.9%減、イズミ9.3%減、ユニー3.5%減など12社が前年割れとなった。
唯一、PLANTのみが0.3%増となり前年を超えた。平和堂も0.4%減と前年割れとなったが、同業他社より減少幅を小さなものにとどめた。
9月に消費税増税直前の駆け込み需要が発生したことで、生活必需品を中心に反動減が生じた。台風に備えるための防災用品や保存食品などのニーズが高まった。
10月は、土日休日数が1日多かったが、台風の上陸など天候与件があり、客数が前年割れとなった企業が目立った。
総合スーパー/10月売上イオン7.7%減など、増税反動減が鮮明に
https://www.ryutsuu.biz/sales/l112842.html
流通ニュースがまとめた主要総合スーパー13社の月次営業情報によると、10月の既存店売上高は、イオンリテール7.7%減、イトーヨーカ堂8.8%減、ドン・キホーテ6.9%減、イズミ9.3%減、ユニー3.5%減など12社が前年割れとなった。
唯一、PLANTのみが0.3%増となり前年を超えた。平和堂も0.4%減と前年割れとなったが、同業他社より減少幅を小さなものにとどめた。
10月の全国百貨店売上高は、前年同月比17.5%減少した。減少は3カ月ぶり。10月1日の消費増税を控えて宝飾品やブランド品など高額商品を中心とした9月の駆け込み需要の反動に加え、台風など天候不順が響いた。
減少率は2015年3月(19.7%)以来の大きさで、前回消費税率が引き上げられた14年4月の12%を上回った。日本百貨店協会が22日発表した。
自動車販売台数速報 日本 2019年
https://www.marklines.com/ja/statistics/flash_sales/salesfig_japan_2019
日本の10月の新車販売、前年同月比24.9%減の31.5万台
・日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が発表した2019年10月の新車販売台数は、前年同月比24.9%減の31万4,784台となった。内訳は登録車が26.4%減の19万2,504台、軽自動車が22.3%減の12万2,280台。
・1-10月累計販売は0.5%増の446万4,469台だった。
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