*共産党
中国艦船による日本の領海侵入が増加しています。
数ヶ月ほど前から中国艦船の出入りが増えていますが、安倍政権は目立った抗議を殆どしておらず、12月11日にも中国海警局の船4隻が日本の領海に侵入するも、政府は「官邸対策室」を設置して情報収集するだけでした。
日本政府は今年に入ってから露骨に中国への意見を言わなくなっており、その背景には来春に予定されている習近平主席の国賓招待があると言われています。
日本共産党の志位委員長も「尖閣諸島周辺で中国公船による領海侵犯などが繰り返されておりますが、抗議一つしません。香港では重大な人権侵害が行われています。わが党は弾圧の即時中止を求める声明を発表し、中国政府に伝えました。しかし、日本政府は、抗議一つしようとしません。こんな情けない外交でいいのか」との談話を発表し、香港問題でも日本政府は弱腰だと指摘。
安倍政権の外交姿勢を「一言で言いまして、いま安倍政権の姿勢は、習近平主席の来春の国賓での招待を最優先にして、相手のご機嫌を損ねるようなことは言わない。言うべきことを言わない。これにつきると思います」とまとめ、現在の方針に疑問を投げ掛けていました。
このような志位委員長の姿勢にネット上では与党支持者からも賛同の意見が相次ぎ、安倍政権への不満意見がジワジワと高まっているところです。
沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船4隻が日本の領海に侵入したのが確認されたことから、政府は、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している「情報連絡室」を、午前10時17分に「官邸対策室」に切り替えて、情報収集と警戒監視に当たっています。
対中国外交はどうか。
一言で言いまして、いま安倍政権の姿勢は、習近平主席の来春の「国賓」での招待を最優先にして、相手のご機嫌を損ねるようなことは言わない。言うべきことを言わない。これにつきると思います。尖閣諸島周辺で中国公船による領海侵犯などが繰り返されておりますが、抗議一つしません。香港では重大な人権侵害が行われています。わが党は弾圧の即時中止を求める声明を発表し、中国政府に伝えました。しかし、日本政府は、抗議一つしようとしません。こんな情けない外交でいいのか(「そうだ」の声)。これが対中国との関係でも問われているのではないでしょうか。
日本外交を、覇権主義従属外交から、自主独立外交へと転換させよう
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