公職選挙法違反疑惑が浮上している自民党の河井案里参議院議員がずっと休養状態になっています。
河井案里議員は夫の克行議員(元法務大臣)と今年の参議院選挙で、事務所を通して運動員に法律の規定を上回る報酬を支払っていたとする疑いがあり、週刊文春で特集された後に国会を欠席していました。
NHKの記事によると、河井案里議員は今月6日に秘書を通じて、世耕参議院幹事長に「さらに1か月ほどの療養が必要だ」とする診断書を提出。自民党もこれを了承すると見られており、年明けの国会も欠席する可能性が高いです。
一方で、地元の有権者からは告発状を提出する動きが拡大し、広島県内の234人の有権者が広島地検に告発状を提出しています。今月2日にも提出された告発状があることから、合わせて300人以上が河井夫妻を告発した形です。
全く説明すらせずに病気を理由にして療養状態が続いていることに有権者も大激怒していると言え、各地で責任を追及する声が高まっています。また、これを放置して療養を認めている自民党の姿勢に疑問を投げ掛ける声も多く、問題が長引けば自民党全体の支持にもマイナスとなりそうです。
河井案里参議院議員 「もう1か月ほど療養」 診断書提出
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191206/k10012205361000.html
先の参議院選挙で、事務所が運動員に法律の規定を上回る報酬を支払っていた疑いがあるなどと報じられ、国会を欠席している自民党の河井案里参議院議員は、党幹部に「体調を崩し、さらに1か月ほどの療養が必要だ」とする診断書を提出しました。
河井克行・案里議員 新たに234人分の告発状(広島県)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191213-00000409-htv-l34
7月の参議院選挙を巡り、河井案里議員と夫の克行議員への公職選挙法違反などの疑惑について、新たに広島県内の234人の有権者が広島地検に告発状を提出した。告発状には、2日に提出したものと合わせ300人余りが名を連ねる。
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